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  • 05.06.04
  • オープン・カレッジ|2005年6月4日(土)|第九回オープン・カレッジ 源氏と平家

案 内

源氏と平家(主催:国際文化学園 / 後援:国分寺市、 国分寺市教育委員会、社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会)が、2005年6月4日(土)に国際文化学園 国分寺校3Fスタジオに於いて開催されます。入場は無料です(受講票にて お申し込みください)。

源氏と平家
美の興亡
義経、清盛の世界にみる日本人の美意識
2005年6月4日[土]

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今回のオープンカレッジは、現代でもなお人々の心を打つ、「源平の美」について皆さまとともに考えてみたいと思います。中世から幕末にいたるまで、日本の政治の中核をなしていたのは武士たちでした。そして、武士が日本文化の担い手でもあったとするならば、そのルーツは、武士の棟梁・源氏と平家に求めざるを得ません。

テレビや小説、あるいは能や歌舞伎で繰り返し取り上げられる源氏と平家の興亡。なぜ、そこまで日本人の心をひきつけるのでしょうか?そこに、政治や勝負事とは別次元の、日本人ならではの感性と美意識が感じられるからではないでしょうか。

平家琵琶の哀しい旋律。能・船弁慶の完成された様式美。源氏の笹竜胆、平家の揚羽蝶に代表される、武士の家紋(※1)の類いまれなデザイン感覚。さらに忘れてはならないのは、この源平合戦から生まれた日本人の心象風景を表す言葉の数々。

義経を愛してやまない人々の願いが込められたのか、敗者を讚える「判官贔屓」(※2)。頼朝と御家人との間に生れた信頼関係は「本領安堵」(※3)あるいは「一所懸命」で表現されます。そして、清盛が築き上げた栄光が瞬く間に崩れ去った平家の悲劇を「盛者必衰」(※4)と琵琶法師は語ります。

いずれも、今に通じる日本人の美意識であり、あるいは知恵であり、そして悟りでもあります。平家琵琶奏者の第一人者、須田誠舟さんの演奏とお話を通して、源平から「美のエッセンス」を引きだしてみたいと思います。

※1 家紋[かもん]

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笹竜胆(ささりんどう)

リンドウの葉は笹の葉に似ているので笹竜胆と呼ばれる。村上源氏の代表家紋。後世になり笹竜胆は源氏全体で使われるようになった。

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揚羽蝶(あげはちょう)

蝶紋は複雑で美しく、桓武平氏の代表家紋。京の六波羅に住み朝廷に仕えていた平氏が用いた。優雅な意匠は今もなお人気がある。

※2 判官贔屓[ほうがんびいき]

源義経を薄命な英雄として愛惜し同情すること。転じて、弱者に対する第三者の同情や贔屓。(広辞苑)

※3 本領安堵[ほんりょうあんど]

中世、本領に対する領有権をそのまま幕府が認めたこと。(広辞苑)

※4 盛者必衰[じょうしゃひっすい]

[仁王経]世は無常であるから、ときめく者も必ず衰えることがある。(広辞苑)

講 師

須田誠舟(すだせいしゅう)
平家琵琶演奏家

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辻靖剛氏に師事し薩摩琵琶を学ぶ。一九七〇年日本琵琶楽協会主催「琵琶楽コンクール」第一位、文部大臣奨励賞受賞。一九七六年、国際交流基金、国立劇場主催「アジア伝統芸能の交流」出演。

一九九一年に金田一春彦氏に師事、平曲(平家琵琶)の指導を受ける。その後、長きにわたり国立劇場主催邦楽鑑賞会で演奏する。

二〇〇一年にはNHK大河ドラマ「北条時宗」の琵琶独奏曲の作曲、指導を行う。

一大叙事詩「平家物語」の琵琶の音色を今に蘇らせている、日本を代表する琵琶奏者である。日本琵琶楽協会理事長、薩摩琵琶古曲研究会会長、薩摩琵琶正絃会理事長。

ナビゲーター

加藤和郎(かとうかずろう)
NHK情報ネットワーク
企画事業部担当部長

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一九六五年NHK入局。「あさま山荘事件」などTVニュース取材ののち、「ニュースワイド」、「ゆく年くる年」などを総合演出。衛星放送局チーフプロデューサーを経て現職。

名古屋学芸大学映像メディア学部客員教授。モンゴル国カラコルム大学名誉博士、NHK文化センター「映像塾」主宰、実践美学フォーラム幹事。

第九回 オープンカレッジ

源氏と平家
美の興亡
義経、清盛の世界にみる日本人の美意識
2005年6月4日[土]
開  場/12:30
開  演/13:00
終演予定/15:00
国際文化理容美容専門学校国分寺校3Fホール
入場無料(受講票をお申し込みください)
会場の都合により、定員に達し次第
受付を締め切らせていただきます。
お問い合わせ
国際文化学園 広報編集部
TEL:03-3462-1448

受講票申込方法

○ e-mailでのお申し込み
[E-mail]
下記をメールにコピーして、必要事項をお書きの上、送信してください。

■第九回オープン・カレッジ 受講票申込み
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○ お電話でのお申し込み
[広報編集部]03-3462-1448

地図

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国際文化理容美容専門学校国分寺校 3Fホール
東京都国分寺市南町3-22-14
【TEL】042-321-0002

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