- 06.04.28
海外の様子|2006年04月28日|DEFILE DE MODE
2006年1月に行われたこのファッションショー、いわゆるパリコレクションです。
一見タイトでシンプルなこのヘアスタイル、しかしかなり手が込んでいて複雑に作られています。
頭の中央部分に土台を作り、そこに少しずつ分けとった毛束をピンで固定して行く、幾重にも重なる毛束、その毛束1束1束には光沢があり、まるで編み物でもしているように奇麗に重なって行きます。
モデルがステージに出る直前まで、ヘアスタイルをチェックするジャン・クロード・ギャロン氏。
このようにモデル毎に衣装のかかっている場所があり1度本番の舞台を歩いてバックステージに戻ってくると、ものすごい勢いで次の衣装に着替えをします。
国際文化学園 企画室(PARIS France)
MAURIZIO GALANTE
MAURIZIO GALANTE(マウリッツオ・ガランテ)というイタリアのデザイナー、毎年このパリでファッションショーを行っています[showをクリックして数分経つと歌が始まります]。ヘアを担当したのは、Salons d'hotes(サロン・ドット)のスタッフ。
そしてそのChef de coiffeur(シェフ・ド・コワッファー)は、サロン・ドットのアートディレクター、Jean-Claude GALLON(ジャン・クロード・ギャロン)氏。
Chef de coiffeur は、そのDEFILEのヘア・イメージを決定し、チームのリーダーとして、すべての美容師を監督する立場の人です。今回は、そのバックステージでのヘア作成の様子を掲載します。
完成したヘアスタイル
デフィレに出ているようなモデルさん、基本的に髪の毛が長い。その長さを感じないようにタイトにまとめる技術、なかなか難しい。
そのヘア作成を短時間で何人も仕上げて行くジャン・クロード・ギャロン氏、技術もそうですが、思いもつかないようなヘアスタイルを考える。。やはり、想像力、発想力ですね。
ヘアスタイル作成の様子
また、難しく見えたのは、その毛先の処理、仕上がったスタイルを見ると毛先が見えないんです。経験のなせる技だと痛感します。
ヘアスタイルをチェック
このようにぎりぎりまでヘアのチェックを続け、本番が終了するまでノンストップで動き続けます、当然、メイクさんもフィッティングを行うスタッフもバックステージは戦争のようです。
衣装
今回、アシスタントとして参加をさせてもらいました。生のパリコレの舞台裏、美容室という現場だけではない外の現場での情報。このような情報もアップ[掲載]していきたいと思います。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。