- 09.10.31
オープン・カレッジ|2009年10月31日(土)|第十八回オープン・カレッジ 日本の化粧
案 内
日本の化粧(主催:国際文化学園 / 後援:国分寺市、 国分寺市教育委員会、社会福祉法人 国分寺市社会福祉協議会、協力:株式会社 ポーラ・オルビスホールディングス、ポーラ文化研究所)が、2009年10月31日(土)に国際文化学園 国分寺校3Fホールに於いて開催されます。入場は無料です(受講票にて お申し込みください)。
第十八回オープンカレッジ
日本の化粧
- 赤と黒と白のコントラスト2 -
《赤に魅せられて<紅>》
2009年10月31日[土]
化粧の構成色「赤、黒、白」のうち、前回のテーマは黒(お歯黒と眉墨)でしたが、今回は日本人が大好きな赤(紅)にスポットをあてます。深い赤、透明感のある赤‥‥現代ではさまざまな色調、色合いの赤色があたりまえのように用いられますが、近代を迎えるまでは実際にそのような深みや透明感を出すことは至難の技でした。
赤と一口にいっても「赤(あか、せき)、紅(べに、くれない)、朱(あけ、しゅ)、丹(たん、に)」と呼び方も表記方もさまざまですが、色を作り出す方法もいろいろです。紅花に代表される植物素材によるものから、アカニシガイ、コチニールといった動物由来のものもありますし、辰砂などの鉱物も用いられます。天然資源の乏しい日本においては、先人たちがありとあらゆる素材を試しながら、理想の色を求めてきたのです。
しかし、それにしても何のために紅をつけたのでしょう。7万年前も昔の人骨化石には、目や口に赤い絵の具をほどこしたものがあるといいます。古墳時代の象徴である埴輪にも顔や体を赤くしたものが多数見られます。古代人も赤色には特別の思い入れがあったようです。しかし、現代人にはあたりまえの口紅(ルージュ)や頬紅(チーク)の習慣も、「どうして赤くする?」と問われると困ってしまいます。
今回のオープンカレッジでは、そんな「赤へのこだわり」についてこだわってみようと思います。
「模擬六佳撰」(なぞらえろっかせん)
歌川豊国画
洗い髪の女性が左手で紅猪口を持っている。左上には紅花と小野小町が描かれ、小町紅を思わせる構成になっている
明治初期の紅染め・紅製造風景
紙製紅板:外出先での化粧直しに使われた。
【第1部】
〈講演〉 紅の歴史と文化的意義について
講師:村田孝子 ポーラ文化研究所 主任研究員
【第2部】
〈講演〉紅屋の話
「紅花から口紅へ・紅屋の製造風景」
講師:立川亜理沙 伊勢半本店 紅ミュージアム 学芸員
〈実演〉「紅のつけ方いろいろ・関東風、関西風」、
「笹紅再現」
講師:清水 悌 メイクアップアーティスト
まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花 芭蕉
紅餅
人物模様紅皿
唐獅子牡丹象牙製紅板
梅鶯金属製紅板セット
第十八回 オープンカレッジ
日本の化粧
- 赤と黒と白のコントラスト2 -
《赤に魅せられて<紅>》
2009年10月31日[土]
開 場/12:00
開 演/13:00
終演予定/15:00
国際文化理容美容専門学校国分寺校3Fホール
入場無料(受講票にて お申し込みください)
会場の都合により、定員に達し次第
受付を締め切らせていただきます。
お問い合わせ
国際文化学園 広報部・編集部
TEL:03-3462-1448
受講票申込方法
○ e-mailでのお申し込み
[E-mail]
下記をメールにコピーして、必要事項をお書きの上、送信してください。
■第十八回オープン・カレッジ 受講票申込み
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[広報編集部]03-3462-1448
地図:ルートマップ
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国際文化理容美容専門学校国分寺校 3Fホール
東京都国分寺市南町3-22-14
【TEL】042-321-0002
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。