パリの夏は日が落ちるのが遅い。２２時なんです。日が暮れ始めるのは。のんびりでしょう？


ところが太陽が落ち始めると、それからは速い短い時間の中で いろいろな表情を見せながら、とっぷりと日が暮れます。


太陽は雲の形を見せ、雲と空気の中に きれいなグラデーションを作りながら、まさに夕焼け？　夕方ではないけれど、空が燃えている様に見えます。そんな表情を見せながら、その傍らで、その陰は どんどん濃くなってゆく。


こちらは私の夏の お気に入り。いつかもご紹介した、ヴィレットのラ・ジェオード、地球儀の様なラ・ジェオードに、こちら側の世界が映っている。そして そのラ・ジェオードを包み込む様に日が暮れてゆく。


こんな遅い時間に芝生に寝っ転がって、お友達と日暮れのピクニックをするのも極上の贅沢？　とても贅沢な時間の楽しみ方だと思うのです。地球は きれいだな。この美しさを保ちたいな。守らなければいけないなと思います。


私の友人でプロフィールに職場：地球と記している人が居ました。良いなと思いました。パリでも東京でもバマコでもなく、私達は この地球に住んでいる。みんなで大事にしてゆきたい。

国際文化学園　企画室(PARIS France)