無料！！！と聞いて行ってみると、朝から凄い行列。人数制限をしているので、時間を おって その列は長く長くなるばかり。しかし中では比較的ゆっくり自分のペースで見る事が出来ます。並ぶ価値もありますね。


展示は諸々のドキュメント、写真、デッサン、昔のアトリエや デフィレ（コレクション）のビデオ。昔のデフィレは 今とは違って各メゾン（ブランド）の本店で優雅に おこなっていたんですね。白黒の その世界は昔どこかで見た映画の様です。


そして今まで使われたディティールや手法。ドレスと一緒にデザインされた宝飾品に至るまで、ちょっと溜息が出てしまいます。


興味深ったのは美しい作品が出来るまでの、伝統工芸や職人さん達の技に光をあてた展示の仕方。あらゆる素材が ひとつひとつ手作業で丁寧に仕上げられてる様子がうかがえます。


100点あまり選ばれ、展示されたドレス（ローブ）は、それぞれの年代を代表するもので、各時代を映し出していました。年配の方々は懐かしそーに。無心にドレスの前でデッサンしている学生もいたり、そのいろいろなところが パリらしいなぁと感じます。


昔のヴォーグの表紙

"Paris Haute Couture"
Hotel de Ville - Salle St-Jean
5 rue de Lobau. 75004 Paris
Metro : Hotel de Ville, Rambuteau, Pont-Marie, Saint-Paul
３月2日ー７月６日まで。月曜日〜土曜日： 10h 〜 19h (日曜／祭日閉館)

国際文化学園　企画室(PARIS France)