- 13.09.12
パリ通信|2013年09月12日|*The Olfactive Project : 嗅覚のプロジェクト*
匂い/香りの感覚をテーマにしたプロジェクト。そんな奇妙なタイトルのエキスポジション。
国際文化学園 企画室(PARIS France)
会場はラボハトワ(研究所)と呼ばれ、サイエンス(科学)とアートとデザインの境界線で、新たなる試みをプレゼンテーションをしていました。
エキスポジションは少人数制で、まずはデザインされた居心地の良い部屋で待機。そこには匂い/香りに関する書物が無造作に置かれ、その中の一冊にフランス語で「日本には むかし、香道という伝統文化があり、、、、」というフレーズを見つけ ちょっと心が くすぐられる。
順番が来て階段を下ると、真っ暗な空間に スポットや色を使った最低限の灯り。「香り」に感覚を集中+リラックスさせる為のデザイン。
香りの中でも「コーヒー」を例に取り上げながら展示のスタイルもいろいろ。香りを聞いて、煙を吸い込んで、匂いを嗅いで [お酒を飲んだ感じ] [チョコを食べた感じ] [コーヒーを飲んだ感じ] を暗闇の中で試します。確かにゴックンと飲み込んでみたり、モグモグと噛んでみたくなったりしました。
その最後には感覚の差を確認するように、サイフォンで入れたてのコーヒーを頂きました。
では具体的に この研究が何に繋がるの? 研究者達の夢は果てしなく、例えば去年、市場に出たモノはこちら。
シュッと煙を吸い込むと、お酒飲んだみたい。でもアルコールは検出されないんですって。私が興味ひかれたのはこれ。まだ発売はされていないのですが、そう、開発中。
ここに録音された香りをiPhoneやスマートフォン+専用アプリで遠く離れた相手に送れる!!!?(相手も同様のセットが必要ですが)。今は4つのコーヒーの香りしかないそうですが、未来には これで香りを録音して送る事が出来る!!!? なんだか発想が面白い。平面は2D、立体的は3D。それに香りが加わると何て言うんでしょうね?
サイエンスへ足を踏み込み、アート、ガストロノミィ(料理)。デザインで可能な限りの輪を描きながら、嗅覚によるコミュニケーション(交信)を夢見て、今後の開発に期待しちゃいます。
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