- 14.04.07
楊貴妃に惑う
4月に入り一週間が過ぎました。いよいよ本日4月7日より、新2年生(120期)が登校を始め、明日の『入学式』を終えると “新入生” (122期)が国際文化の一員となります。
やはり、毎年繰り返される流れのなかで、新入生の登校が始まらないかぎり、いくら桜が満開を迎えようとも学校が “春本番” という雰囲気にならないのは、国際文化に限らず全国の理美容専門学校ないしは専修学校、さらには小・中・高・大学校も同じなのでありましょう。いよいよ国際文化も “爛漫の春” を迎えようとしております。
ところで、そんな “春” を待ち侘びる先週、国際文化を会場にある催しが開催されておりました。催しは『衣紋道高倉流たかくら会 東京道場』が開いた『お香の会 杜若香』(かきつばたこう)。
この催し、衣紋道高倉流たかくら会 仙石宗久 宗会頭の ご指導のもとに行われているもので、ワタクシたちの生活では なかなか体験することが かなわない『香道』の “敷居を下げる” ことを主眼に置き、細かな “形式” を ある程度省いて “ゲーム性” を最大限楽しめるように企画されたもののようであります。
今回の開催は4月。旧暦ならば “夏” ということですので、少し気の早い “夏の組香” 、『杜若香』と銘打たれて催されておりました。この “組香” 、要するに “お香” の香りを “聞き” 当てる(嗅ぐというのでは品がないので、この世界では “嗅ぐ” ことを “聞く” という)ゲームなのでありまして、この日用意された “香” のなかに忍ばされた “楊貴妃” という大変貴重な “香” を聞き分けておりました。
かつて、玄宗皇帝を虜にし、唐を “傾国” に追いやった “楊貴妃の香り” に、1200年の時空を超えて “惑わされた” 参加者でありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。