- 15.02.06
勝負は時の・・・
ご無沙汰しておりました。2015年もスタートを切って1ヶ月が過ぎました。私事になりますが、昨年末から年始にかけましてワタクシめの体調が優れず、このブログも滞っておりましたが、またコンスタントに更新してまいりますので、皆さま、何卒お付き合いのほどお願い申し上げます。
さて、あたり前田のクラッカーではありますが、ワタクシめがサボっている間も国際文化は“歩み”続けていたわけでありまして、昨年の11月、12月にも大きな動きがありました。そのなかで避けて通れないのが、何といっても『全国学生技術コンテスト』(通称:学連=“ガクレン”)でありまして、全国の理美容学校が一堂に会して“6部門”で“技術”を競う、“学生日本一”を決する大会であります。
この大会に国際文化は例年参加しているのでありまして、結果は年ごとにバラツキはあるものの概ね良好な成績をいただいております。で、今大会はその成績が良かった。詳細は本学HPをご覧いただくとして、その“好成績”の原因はひとえに学生の“がんばり”に依るところが大なのでありましょうが、では成績が良くなかった年の学生は“がんばり”が足りなかったのでありましょうか・・・。いえいえそれは違います。成績が芳しくなかった年の学生も“がんばった”のであります。
“勝負は時の運”と申しますとおり、その時々の勝敗は、その時々のさまざまな要因が複雑に絡み合って決する、と思うところでありまして、勝負の結果は実力のみに左右されるものではなく“運”に依るところも大きい。よって勝負は“がんばった”から勝利できる、というものでもない。もちろん“がんばら”なければ勝利はないのでありましょうが、“がんばれ”ば必ず勝利できるわけではない。
この“勝負は時の運”というコトバ、なにも“勝負の世界”の事象を客観的に表しているというだけではなく、どうも何か“教訓”が隠されているのでは、と勘繰るところでありまして、勝手に解釈すれば、まぁ要するにクルマでいうところの“ブレーキの踏みしろ”や、ハンドルやアクセルの“レスポンス”といった、いわゆる“あそび”が果たしている役割、“極端に偏ることを避ける”という役割を社会の中で担っているのではないかしらん、と思うところであります。
勝負に負けてしまった人の“言い訳”や勝った人の“奢りの抑制”といった“バランサー”の役割を果たし、人が極端に卑下したり奢ったりしないように機能しているのではないのかと。つまりこのコトバ、人に古今東西の聖人が説く“中道”を歩ませるための“装置”と捉えるとスッキリするのであります。
勝負は時の運。だから『ガクレン』の“勝者”も“敗者”も奢ったり卑下したりせず、“次”に向けて“がんばら”なければならないのでありましょう。
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