国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 15.04.28
  • 歌は世につれ

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 “歌は世につれ、世は歌につれ”。子供の頃、よく歌謡番組で耳にしていたフレーズであります。きっと歌というものはその時々の“世情”を表しているものだし、逆に世情だってかなり歌に影響を受けて引き上げられたり、押し下げられたりしているのに違いない、と云っているのでありましょう。

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 もともと“語る”ことは、“情報”の伝達に主眼を置いたものだったのに対し、それに“フシ”をつけて“歌う”ことは“感情”を伝達することが目的だったといわれておりまして、同時にそれは“感情”の発散でもあったといわれております。感情の発散は、時として更に感情を“高揚”させる効果がある一方、逆に“沈静”させる効果もあると考えられ、故に感情を高揚、或いは沈静させる場面に“歌”は効果的に使われてきたようであります。

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 例えば、複数人で力仕事をする際の“タイミング合わせ”、所謂“掛け声”にフシをつけた“労働歌”や“甚句(じんく)、“木遣り(きやり)”といった歌は、感情を高揚させて労働力をupさせた。一方、“子守歌”や“鎮魂歌”、“賛美歌”、“声明(しょうみょう)”といった歌は、感情を沈静させて魂やら何やらを“眠り”に導く働きを持ったのではないかしらんと思えるところであります。ちなみに“演歌”や“ファド”などもきっと沈静グループなのでありましょう。

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 ところで、国際文化では過日、新入生(124期)の『入学式』を執り行いました。その入学式で、毎年恒例になっている“講習”みたいなものがあるのでありますが、この講習、入学式の“式典”が始まる前に行われているために“非公開”とさせていただいておりまして、国際文化の教職員と在校生、それに新入生とその同伴者のみが知り得る“もの”といえるのであります。

 しかしてその実体は何かと申せば、それは“校歌”の“歌唱指導”なのであります。この歌唱指導は、昼間生に限らず通信生の入学式においても必ず行われているもので、この校歌の歌唱指導を受けずして国際文化に入学することは不可能なわけであります。

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 ハナシは戻って、歌は“感情の発散”であり、感情を“高揚”もしくは“沈静”へと導くものでありますが、果たしてこの校歌の歌唱指導はどちらの効果を狙ったものでありましょうか・・・。もちろん、これからみんなで切磋琢磨してやっていこう! という“高揚”を目指したものなのでありましょうが、一方で気負っている新入生に“落ち着き”を促す意味合いもあるのかもしれません・・・。

 “校歌は新入生につれ、新入生は校歌につれ”なのであります。

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