１２月、失業率が上がっても景気が悪くても、フランス人は大きな出費をします。
何処に行ってもご馳走が用意され、特にNoel (ノエル＝クリスマス ) 前後にはシャンパンがふるまわれ、それに加えてクリスマスプレゼント！これは子供だけじゃあなく、家族みんなにみんなが用意するものですから「もらう、もらう、もらう！」「あげる、あげる、あげる！」の大合唱です。

これだけ大出費し続けた挙句にソルド？無理じゃない?と思いましたが街は１２月に引き続き、売る気満々。始まってみると、何処もかしこもソルド、ソルド、街中がソルド！
年が明けたから？クリスマスとソルドはべつ腹？不景気とは言ってみたかっただけ？
本当に頭をかしげたくなります。

パリの典型的なソルドの風景はショーウィンドーをSoldesと書かれた紙で覆ってしまいます。購買意欲を誘う美しいディスプレイは何処に消えてしまったのでしょう？クリスマスに比べると全く手間ひまかけていません。経費削減という意味でもシンプルの極みです。それどころか全く店内が見えない、見せない？のです。となると、入ってみなければ分かりません。なんと当たり前な正攻法なのでしょう。
 

写真を撮る為にちょっと来ただけなのですが、、、のぞいてみると「安い！！！」

今シーズンのモノが半額に！セール品ではなく、前の週まで普通に売られていたモノばかりです。また普段では贅沢品と購買意欲も湧かなかったモノにも目が捕われます。しかも後半になると70％以上オフ。
 

ちなみに今回の戦利品？ヒールと靴底の間や靴底に上手にゴム？が入っており、ヒールがあるにも関わらず、いくらでも歩ける、履き心地が良い！絶対買わない筈なのに、普通の靴と同じ値段になったのを見てしまったら。。。なんとか１２月を無事に乗り切ったというのに。このソルドは２月の中旬まで続きます。　（M.O.   from paris）