11月9日（金）、フォトグラファー／松山優介さんによる『特別授業』が開講されました。松山さんは、数々のJHA※最優秀賞作品を撮影している、今を時めくフォトグラファー。

　授業では、まず氏の作品が、撮影時の状況やエピソードとともに紹介された後、写真撮影に関する簡単なABC（初歩テクニック）が教授され、後半で学生の一人をモデルにした“フォトシューティング”が披露されました。

　舞台脇に設置された撮影セットを用いて実際に行われたフォトシューティングでは、“ライティング”効果による作風の変化や、容易に入手できる素材（ビニールラップやカラーセロハン）を使った“特殊効果”を用いた作品撮影などが紹介され、学生の“好奇心”に火をつけている様子でした。

　また、撮影は通常どおりと思われるような、モデルに声をかけながら進行し、“被写体”とのコミュニケーションの大切さが語られました。

※JHA＝Japan Hairdressing Awards

国内の美容専門誌にクレジット（名前）入りで発表された作品及び一般公募作品を対象とし、各部門ごとヘアドレッサーごとに作品をファイル、評価し、優れた才能にスポットをあて、年間を総括して“賞（アワード）”を贈り、ヘアドレッサー達の将来性を祝福する1年間のロングランのイベント（協会クレジット）。