本年度より、“楽しく宮廷文化を学問する特別講座”と謳って開講した『明治神宮 有職故実研究会』。

本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）に本拠を置く『衣紋道 東京道場』（荘司礼子代表＝本学校長）が主催するこの講座、名称のとおり『明治神宮』神宮会館を会場に開催される全15回シリーズの講座で、『国際有職故実学会』より主宰者の仙石宗久会頭を講師に迎え、“宮廷装束”をメインとした“宮廷の習俗”をさまざまな四方山話とともにご紹介。

　7月29日（月）、その“シリーズ3回目”となる講座が開かれ、天皇陛下の『御即位』に伴う『即位礼当日賢所大前の儀』（即位礼の当日、賢所に天皇が即位礼を行うことを奉告される儀式）で、皇后陛下が着用される『白色帛御五衣　同御唐衣　同御裳』（宮内庁での名称）が、皇后陛下役のモデルを仕立てて再現され、装束や儀式の詳しい内容が解説されておりました。

　とかく“堅く”なりがちなテーマを洒脱に語る先生の講義に、会場はとても和やかな雰囲気に包まれ、時間があっという間に過ぎるようでありました。

　さて、本年度も後半に入り、来週には“お盆”を迎えます。本ブログも束の間の“夏休み”ということで、しばしのお暇（いとま）を。

　皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。暑中お見舞い申し上げます。