国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 19.10.23
  • 日本史、凝縮

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 『即位礼正殿の儀』。世界各国から元首や元首クラスの賓客を招き、今上天皇が即位を宣明されたものでありますが、その儀式で天皇皇后両陛下以下、皇族の方々がお召しになられた“装束の美”に圧倒され、ただただ「すごいなぁ…」と現世を離れ“平安の世”にタイムトリップしたワタクシでありました。

 ところで、その“正殿の儀”の前日10月21日(月)、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)に本拠を置く『衣紋道 東京道場』(荘司礼子 代表/本学校長)が、シリーズ5回目となる『有職故実研究会』を“明治神宮”内神宮会館で催しました。

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 『有職文化研究所』の仙石宗久 代表を講師に迎えて開講している同会、今回のテーマは“江戸時代の即位礼にみる『礼服』(らいふく)”。

 昨日の“即位礼”、天皇陛下が着用された装束は『黄櫨染御袍』(こうろぜんごほう)という“束帯”でありましたが、実は“即位礼”でこの装束が着用されるようになるのは明治時代からだそうで、奈良時代から江戸時代の終わりにかけては“礼服”(らいふく)という装束が着用されてきたのだそう。

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 今回の“研究会”はその“礼服”にスポットを当て、実際の“礼服姿”が再現された他、礼服姿を構成する“礼冠”(らいかん)や“玉佩”(ぎっぱい=帯に付ける玉飾り)、“■”(■=潟の氵がない文字=せきのくつ=つま先が高い靴の意/最高位のくつ)に“白錦襪”(しろとにしきのしとうず=今様の靴下)などが展示されました。

 唐(現在の中国)の風情を色濃く残す“礼服”(らいふく)を見るにつけ、この装束がどんどん日本風にアレンジされていって“束帯”(そくたい)が生まれたかと思うと、ここにも“日本”という国の変遷が凝縮されているのだなぁ…、と感慨に浸るワタクシでありました。

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