- 19.11.19
「楽しい」の守備範囲
“楽しい”の意味を然るべき辞書で調べてみると、“気持ちよく明るい気分”とのことだ。
そこで疑問、人は何をすると“気持ちよく明るい気分”になれるのだろうか。つまり“楽しい”と感じるのか、ということだが、そんなことは百人百様、人それぞれだ。
例えばワタクシ、“走る”ことが大の苦手で、走ることに“苦しみ”しか感じないが、“走る”ことが得意で、“ドーパミン”のせいかどうか“エクスタシー”まで感じる人もいるというのだから不思議だ。
事程左様に、人が“楽しみ”を感じる“対象”はそれぞれなのだけれど、どうもその“対象”によって、ある種“楽しみ”の種類というものも変わってくるのではないかしらん、と思える次第。
例えば、“ビッグサンダーマウンテン”に乗って“楽しい”というのと、“北鎌倉”を散策して“楽しい”というのでは、同じ“楽しい”であっても明らかに“楽しい”の種類というか質が違うというハナシ。“爆発的”に楽しいのか、“じんわり”楽しいのか、“種類”や“質”という区分けでいいのか自信はないが、“楽しい”という括りで“十把一絡げ”にしてしまうには乱暴に過ぎる、と思う。だから“ことば”を補足説明する“形容詞”というものが存在するのだけれど、形容詞ばかりが増えるってのもゴテゴテしてスッキリしない。
とまぁ、“楽しい”について一考察巡らせてしまうのは、先週末の土曜日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の国分寺校で『トライアルレッスン』が行われ、参加した皆さんが一様に“楽しそう”で、でも、どう見ても“遊園地”で遊ぶ“楽しさ”とは「違うよなぁ」と思ってしまったから。
この日のレッスン内容は“ヘアカット”に“マツエク”に“色彩学”。参加された皆さんは、時に“真剣”に、時に“楽しげ”に用意されたメニューに取り組んでおりました。ん? この場合、“真剣”も“楽しい”の範疇に入ってくるよなぁ…。うーん“楽しい”の守備範囲は、“カープの菊池”を超えるのか、というオハナシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。