美容界きっての職人集団、ヘアカッターを標榜するPEEK-A-BOOのスタイリストをお招きした『特別授業』が12月9日（月）、午前中に渋谷校、午後に国分寺校の順で行われました。

　特別授業では、まず皮切りに稀代のカッター集団でアートディレクターを務める堀内邦雄さん（本学卒業生）が本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）1年生をモデルにカットを披露。舞台上で唯只管（ただひたすら）に黙々とカットし続ける氏の姿に、まるで伝統工芸の職人を見るような錯覚に捉われたワタクシでありました。

　続くステージでは、4名のスタイリストによるカットステージが展開され、サロンワークの現場をリアルに再現したというステージに、カッターを志望する学生らの視線が熱く注がれると、最後に堀内氏が女性スタイリスト2名とともに再登壇。この授業2点目の作品を切り上げました。

　堀内氏に限らず、一貫して黙々とカットし続けるスタッフらのステージに、何となく和の佇まいを感じ、揺るぎないサロンブランディングの極みを見た思いのするワタクシでありました。