2月27日（木）、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）1年生（132期）の『3学期末試験』全日程が終了した。

　本日行われた試験は学科3教科で、午後1時前には終了したもよう。学科試験は実技と違ってあまり写真を撮っても何なので、2限目の試験、冒頭部のみをパチリ。

　ドアをそっと開けて教室内に入ると、そこはシーンと静まり返った無音の世界。テストは記述式ではなくマークシート方式なので、シャーペンの芯が答案用紙の上を叩くコツコツ音も聞こえない。

　そんな中、お邪魔して申し訳なく思いつつ撮影を始めると、カメラの乾いたシャッター音が教室に響く。何事かと顔を上げる学生もチラホラするが、多くの学生は設問との格闘に集中しているようで、どの顔も思案顔。

　『人間は考える葦』と云ったのはパスカルだったか。人間は自然界では葦（あし）のようにひ弱な存在だが、考えることができるから無限の可能性を秘めた存在になれる、と云ったとか。

　早逝の天才ブレーズ・パスカルに思いを馳せつつ、試験用紙を前に思案に暮れる若い葦たちを見るにつけ、彼らの持つ無限の可能性に少しばかりの嫉妬を覚えるワタクシでありました。