桜が咲き始めた。

　3月14日、東京に開花宣言があった。平年より12日早く、昨年よりも7日早い開花で、統計開始以来最も早い開花日だったそうだ。

　今日は3月17日。ここ2、3日は底冷えするような気温で、冬を思わせる寒さに辟易させられている東京。

　本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）渋谷校の所在する、シブヤの桜は開花したものか気になったので、道玄坂上の桜を見に行った。

　気象庁による開花の判定基準は、一本の桜（靖国神社にある標本木）に五~六輪以上の花が咲いた状態、としているのだそうで、その基準に従えば道玄坂上の桜も開花しているカタチとなり、ワタクシ、ここに道玄坂上の桜の開花を宣言いたします。

　と、個人が勝手に開花宣言してしまってスミマセン…。

　ですが、考えてみれば気象庁の開花判定基準というもの自体、その根拠が判然とせず、何故、四輪では開花でなくて五輪で開花なのか、素人にはその一輪の差が分からない。

　まぁ、桜の開花に基準がどうのこうのと無粋なことは云わず(ワタクシが云ったのですが…)、春の風情を楽しもうではありませんか。確かに上野の桜など、名所でのお花見は禁止もしくは自粛という方向になっているのかもしれませんが、名所に行かずとも気をつければ、身の回りに多くの桜が咲いていることに気づくハズ。

　そんな人知れず咲く桜を愛でるというのも、こんな時勢だからこそ、忘れてならないことなのかもしれません。