国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 20.05.13
  • ブームの足音

05-11(1961年).jpg

 さて、今日は1961年(昭和36年)の『理容科』の授業を見ていただこう。

 この写真は、今から59年前に撮影されたもので、髪をカットしている様子。渋谷校と国分寺校どちらで撮られたものか定かではないが、窓の外にたぶん大谷石の大きな壁(塀か石垣か)が見えることから、現在の本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)渋谷校2号館の場所にあった旧校舎での授業か。

 カットを施している技術者は当然学生のハズ。モデル役の御仁も履物が上履きに見えることからたぶん学生で、相モデルでのカット実習といったところか。

 現在でも、相モデルでの実習はメイクネイルシャンプーなど多くありますが、カット練習の相手はウィッグのみ。かつては国家試験ウィッグ使用ではなく、をモデルに実施されていたようで、そうなると授業での髪をカットするのは必須といったところか。それにしても、カット授業を毎回相モデルで行っていたら、全員が丸坊主になってしまい、最後はシェービング練習で剃髪して全員出家、てなことになってしまうと思うのだが…これいかに。

 冗談はさておき、写真に目を戻すと、モデルのサイドが何とキレイに刈り上がっていることか。この時代の就学期間が1年間ということを考えると、技術の高さにオドロキを隠せない。やはりこの時代、生活のさまざまな場面で手作業を強いられる機会が現代よりも格段に多かったハズで、そうした面が影響して全体的に現代人よりも手先が器用だったと考える方が自然か。

 ところで、手前から3人目、女子学生がカットしているヘアスタイルにご注目いただきたい。このスタイル、まさにこの時代を象徴するメンズスタイルで、全体に短くカットされてサイドが刈り上げられ、少し長めの前髪が額にかかってパート(分け目)がない。

 このスタイルが世にいう慎太郎カット(「慎太郎刈り」とも)で、1956年に小説『太陽の季節』で芥川賞を受賞した石原慎太郎御大が当時していたヘアスタイル。この小説、同年に実弟石原裕次郎氏を起用して映画化され大ヒット(この作品をきっかけに裕次郎さんは大スターになる)。劇中で慎太郎カットの若者が青春を謳歌するシーンが描写され、このヘアスタイル一大ブームを巻き起こしたのだそう。

 時代は巡り、現在は刈り上げスタイルオシャレ男子定番になっているが、慎太郎カットが流行した1950年代末から1960年代初頭を最後に、1962年、遠く海を隔てた英国はリバプールで誕生するビートルズによってもたらされることになる長髪ブームが、まさに現在まで長く続くことになるのであります。写真は1961年の撮影。長髪ブームの足音が間近に迫っています。

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