- 20.05.28
新しいカタチ
関東大震災、太平洋戦争、阪神淡路大震災、東日本大震災などなど…。ワタクシたちの社会は、近世に限ってもさまざまな未曾有の出来事に直面し、都度、多くの命が失われてインフラは破壊され、経済は大きく破綻してきた。先人はさら地になってしまったかつてそこが街だった場所に、根気強く新たな街や社会を再生させてきた。
そして、再生された社会には、新たなシステムや技術が導入され、それを繰り返すことによって、日本はより豊かな社会へと変貌を遂げてきたといえる。
21世紀を迎えた現在、日本という国が先進的な社会をつくり上げることができたのも、この破壊と再生を多く繰り返してきたことに一因しているのではないのか、とさえ思えてしまう。
であれば、コロナ禍を経た後の日本は、さらに新しい社会をつくり上げるに違いないと考えるのがフツウか。
新しい社会の萌芽は、現時点でも至るところに見てとれる。例えば『オンライン飲み会』などは、今回の自粛要請がつくり出した産物といえ、新しい社会のカタチと考えられないだろうか。
まぁ、それも自粛要請が解ければ元に戻るのだろうが、時間が経ってオンライン飲み会を懐かしむ風潮が生まれてくると一部で復活するのだろうし、それをキッカケに一つの娯楽としてオンライン飲み会を楽しむ風俗が定着するのかもしれない。きっと社会はそうやって少しずつカタチを変えて来たのだろうし、変え続けていくのだろう。
ところで、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)も新たなカタチに着手している。
今回のコロナ禍では、さまざまなところに影響が出ているが、社会活動自体が大きく制限されているなかで、学生の皆さんの進路選択における情報量も、ごく限られたものになっていると推察する次第。
外出自粛要請が出されて隣県への移動もままならない今、進路希望先の見学会や体験会への参加もままならないハズ(というか、そもそもそういうイベント開催も自粛されている)。只今、本学ではそんな皆さんに向けた『オンラインde学校見学』というプログラムを用意し、インスタライブを配信しております。
すでに何回かのライブを配信しておりますが、過日、教室を覗いたところ、担当の教員が中心となってBunka BAGの中身を公開したり、『理容科』の情報をライブ配信したりしているところに遭遇、映り込まないようその様子をパチリしました。
こうしたカタチは、遅かれ早かれ現れたところではありましょうが、今回のコロナ禍によって出現が早まったのもまた事実。今後、本学ではオンラインでのコミュニケーション機会を多く設けますので、どうぞご利用くださいまし。
たぶんこうして、国際文化のカタチも世の中のカタチに合わせ、少しずつ変化していくのでありましょう。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。