- 20.07.20
イルージョン?
先週末の金曜日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の国分寺校では、週始めの渋谷校に引き続き、1年生(134期)の『一学期末実技試験』が行われておりました。
試験課題は、理容科・美容科ともに渋谷校同様『ワインディング』。内容も渋谷と同一で理容科が50分で78本、美容科が40分で64本という数のロットを全頭に巻いており、こちらも渋谷校同様、たった3週間という授業時間(全員が登校しての授業期間)からは考えられない仕上がり具合いを見せておりました。
その学年学年によって出来が良いとか悪いとかいうハナシは良く耳にするのだけれど、たった1年や2年の違いで、急にしかも集団で人が器用になったり不器用になったりするわけもなく、たぶんその原因はその学年を取り巻く環境(社会情勢)の変化によるもの、と思う次第。
農作物は、そりゃあまりに環境が悪化すれば枯れてしまうのだけれども、ある程度の負荷を掛けた方が、実が大きくなったり味が濃くなったりする、というのはよく聞くハナシ。
人間も同様に、程度問題はあるにせよ多少環境が悪化した方が生育が良くなるのでは…と考えるのは乱暴に過ぎるか。でも、このコロナ禍という稀に見る悪環境のなかで、この仕上がり具合いを見せつけた1年生(134期)を見ていると、あながち悪環境が人に及ぼす好影響の可能性を否定できない、と思えてしまうワタクシであります。
まぁリクツはさておき、篤(とく)とこの仕上がりをご覧あれ。これが3週間前まで1本巻くのにも四苦八苦していた人間の技とは…。これこそまさにイリュージョン、二代目引田天功に見せたいものであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。