国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 20.12.11
  • 珠玉のテクニック

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 長い髪を小さくまとめるには、二つの方法がある。

 一つは、髪をカットして髪自体を短くする方法。そして一つは髪をまとめて結い上げる方法。

 日本では、永く髪を結い上げる方法が主流で、ヘアカットの文化はたぶん無かったもよう。江戸期までは、せいぜい男性が短刀で髪の長さを整えた程度で、女性に至っては一生髪を切らなかったご婦人もいたのだと、ものの本。

 それが1871年(明治4年)に発令された『散髪脱刀令』(通称:断髪令)によって、男性の断髪(ヘアカット)は許されるのでありますが、勘違いした女性の断髪者が増えるや、慌てた東京府(現東京都)は翌1872年に『婦人断髪禁止令』を発布して女性のヘアカットを禁止。以後、1920年代に始まる大正デモクラシーの波に乗ったモダニズム運動の中でのモガ(モダンガール)スタイルの登場を待つまで、女性のヘアスタイル日本髪束髪が中心で、カットスタイルは皆無なのでありました。その後、婦人断髪禁止令はどうなったものか定かではなく、なし崩しになったものか解除令が出されたものか、それとも未だ生きているものか…。

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 そんなわけで、女性のカットスタイルはイコール女性解放の意味合いもあり、一度女性のカットスタイルが普及するや、一気に日本髪束髪の姿は鳴りを潜めるのでありました。とりわけ、その後ヴィダル・サスーンが登場してサスーンカットを考案するや、世の女性のヘアスタイルはカットで創り出すのがあたり前田のクラッカーとなり、逆に日本髪束髪技術貴重なものとなったのであります。

 ということで、今や日本髪は言うに及ばず束髪アップヘア技術すらも貴重なものとなり、貴重な技術者の中でもさらに熟練者に至っては、もはや希少という表現がシックリくるほどの存在。

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 このほど、そのアップスタイル第一人者といえる新井唯夫さん(FEERIE代表)をお招きしての『特別授業』が、本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の国分寺校で開講され、1年生(134期)を前に珠玉のテクニックともいうべきアップ技術をご披露いただきました。

 ただ、如何せん学生は未だ技術修得途中の身。氏の持つ技術の凄みが理解できるのは、きっと学生が技術者として一人前になった後なのでありましょう。

 古(いにしえ)から連綿と続く髪結いの技術。長い髪を扱う氏の指先を見るにつけ、こんなところにも技術大国・日本片鱗が宿っているのだなぁと、感慨深いワタクシでありました。それにしても、何故ワタクシには宿ってないのだろう…とさらに感慨深いワタクシであります。

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