- 20.12.17
屈折した羨望
ワタクシ、小・中・高を通じ、他校の生徒との交流を持てる機会というか、そういった活動を一切してこなかった。
高校生の時にやった短期バイトでは、他校の生徒も居るには居たと思うが、親しくなって交流が生まれたという記憶はない。単に自分のコミュニケーション能力が低かったせいなのかもしれないが…。
というわけで、学生(特に小・中・高)の頃、例えばサッカーや野球のクラブチームやボーイスカウトに入団して、他校の生徒と交流を持つ連中を、酷く羨ましく思っていた。たぶん自分よりも広い世界を知っていると思えたからに違いない。
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の国分寺校は、東京・多摩地区の高等学校と専修学校が連携して行なっている『チャレンジプログラム』に参加協力し、職業選択時のミスマッチを防ぐ目的から、同プログラムに参加希望する高校生を受け入れているのでありますが、今期は多くのみなさんで賑わっているというので、先週末に行われた土曜コースをパチリ。
教室を覗くと、この日の参加者は24名ということで、密を考慮し、2つの教室を隔てる可動壁を取り払って1つの部屋にしてアップヘアの授業を展開しておりました。この24名の高校生、多くが同一校からのエントリーかと思いきや、聞けば何と15校からの参加とのことで、神奈川、埼玉、茨城の高校からも参加しているのだとか。
教室の雰囲気は、参加者それぞれが別の高校から集まっているのにも関わらず何とも和やかで、ワタクシの脳裏に小・中・高の頃に抱いていた、他校の生徒との交流を持つ人への羨望がハッキリクッキリ蘇ったのでありました。
自身の高校に戻った彼らに、そういう羨望の眼差しを向ける人が、SNSが発達し、コミュニケーションの形が変わった感のある現代にも居るものか定かではありませんが、当時、少なくともこうした『チャレンジプログラム』のような機会があれば、ワタクシも屈折した羨望を持たずに済んだかもしれない…と思ったのでありました。
ちなみに、この『チャレンジプログラム』、今期分は来年の2月20日まで授業があるそうで(木曜コース&土曜コース)、今からでも申し込み可能とのこと。東京・多摩地区以外の高校生も、高校側の承諾があれば、受け入れ可能とのことですので、是非チャレンジしてくださいませませ。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。