- 20.12.25
天文学レベル?
2020年12月20日から22日にかけ、一大天文ショーが繰り広げられたのをご存じだろうか。
その名は『グレート・コンジャンクション』。木星と土星が重なって見える現象だそうで、この現象自体は20年に一度ほどの割合で観測できるそうだから、そこまで騒ぐことでもないようにも思えるが(天文ファンの人ゴメンナサイ)、何と今回の現象、西洋占星術の世界からすれば神回のようで、240年に一度の現象なのだとか。
西洋占星術(星占い)の世界では、木星と土星を、社会をつくる天体と捉えて世の中の動きを占う際に重要な星と考えるのだそう。なので木星と土星の動きに注目するそうだが、今回の2つの星が重なるという現象で、占い的に最も重要になるのはその背景となる星座。つまりワタクシたち(地球)から見て、どの星座を背景に木星と土星が重なったのかがポイントになるのだそう。
今年のそれは水瓶座を背景に起こったのだそうで、水瓶座は星占いの世界では『風』のエレメントに分類され(西洋占星術では、12星座を火、地、風、水という4つのエレメントに分類している)、これまでの240年間は『地』の星座を背景に重なってきたものが、240年ぶりに他のエレメント(風)に移行したとのこと(このことをミューテーションというそうだ)。
ということで、これからの240年間は西洋占星術でいうところの風の時代に入ったそうで、地の特徴というところの物質至上主義めいたものから風の特徴というところの精神主義めいたものへと時代が移り変わるのだそうだ。
その大転換点となる天体ショーが、1623年以来397年ぶりに日本から観測できたというので、特に星占い関係の皆さんがザワついたというオハナシ。
そう考えると、このグレート・コンジャンクションと時を同じくして行われた、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の2年生(132期)を対象とした荘司礼子(本学校長/平安装束 東京道場 会長)と道場教授らによる『十二単 衣紋展示』は、1000年もの伝統を受け継ぐ装束と技術の展示で、1000年というその途方もない歴史に、改めてこれは天文学レベルの時間軸のハナシなのだと、震えるワタクシであります。
まぁホントの天文学レベルは単位が億なのでしょうが…。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。