- 21.03.08
塩加減
昨日の日曜日(3月7日)には、2年生(132期)が『国家資格試験』(学科)を終え、彼らの本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)での予定は、3日後の『卒業式』を残して全て終了。
学生的には、今日あたりはちょっと一息といったところなのでありましょうが、先生たち(特に2年生の担任)を見ていると、学生たちの卒業に向けての業務でテンヤワンヤの有り様。やはり教職員にとっては学生が卒業するまで気の抜けないところなのでありましょう。
一方で、2年生の担当に比べ1年生担当の先生たちは、三学期の終業がもう少し先ということもあってか、幾分普段のペースを保っているようで少し落ち着いている様子。渋谷校は1年生・2年生で校舎が分かれているので、そうした先生間の温度差はあまり混ざり合わないのでしょうが、国分寺校は一つの校舎。確証はありませんが、1年生・2年生の担任は、心理的に沸騰と沈着が混ざり合って均一化していく傾向にあるのじゃないかと思った次第。
ところで、先生たちの状況はさておき、1年生(134期)の方は淡々と授業が進行しているようであります。過日、渋谷校で『SASSOON SCHOOLSHIP STUDENT HAIRCUT CONTEST』に向けた、同コンテストに出場するためのオリエンテーションが開かれておりましたのでパチリ。
これは、毎年1年生に向けて開講されているもので、カットモデルの探し方から始まり、探し当てた後のヘアケアの仕方や衣裳の傾向、それに肝心要のヘアスタイルの傾向と対策などを網羅した実践的な内容。
このコンテストに限らず、他のコンテストでもこうしたオリエンテーション的な講座は、割と頻繁に開かれているようで、学生はこうした機会を通じ、「やってみようかな…」といった軽い好奇心の延長のようなノリから、「精一杯やってみよう」〜「予選を突破しよう」〜「入賞を目指そう」〜「優勝しよう」と、その目標をどんどん上方修正していく、つまり欲を出していく。
きっとそのあたりの学生をその気にさせる塩加減が、先生たちの腕の見せ所なのでありましょう。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。