- 21.03.19
君の行く道は
理美容師の歩む道といっても、さまざまな道がある。
一つは、お客さんに施術を提供してその対価として料金をいただき、そのお金で生計をたてるという道。
一つは、その理美容師を目指す人に国家資格取得のための知識や技術を教えて報酬を得るという道。
そして一つが、既に理美容業で生計をたてている理美容師さんに、カットなりメイクなり着付なりの技術を講習して対価を得るという道。
まだまだ他にも理美容師の歩む道はあるのかもしれないが、大きな括りとしての道はこの三つなのだろう。
理美容師となってどう生きるかは、当然それぞれの学生が選ぶのだけれど、選ぶにしてもその雛形というか実例というか見本の提示がなければ選びようがない。
そんなわけで、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)ではその見本たる先輩方(理美容師さん)を招き、『特別授業』などでその仕事(生きざま)をご披露願っている次第。
過日、その『特別授業』に『KINOSHITA』代表・木下裕章さんを招き、1年生(134期)に向けた授業を展開しておりましたのでパチリ。
氏は、理容と美容のダブルライセンスを持ち、創業明治27年という日本最古といわれるサロンを継ぎつつ年間80回に及ぶ理美容師さん向けの講習会を開催する講習マスター。
非常にレアケースであるが、理美容師としての一つの生き方を提示された格好の学生たち。木下さんの生きざまが、彼らの心をどう掻き回し、どのような化学反応を誘発させたものか興味の尽きないところであります。
ただ、講習マスターへの道は、技術力やトーク力もさることながら、講習生を納得させるだけの知名度も必要になってくるので、果てしなく遠いようであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。