『緊急事態宣言』下のGWが明け、社会活動が再開されました。とはいっても東京では11日までとなっていた緊急事態期間が延長される見通しで、社会活動は引き続き抑制されるハズ。今後のウイルス感染の増減に注目したいところではあります。

　ところで、GWに入る前、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では『SASSOON SCHOOLSHIP STUDENT HAIRCUT CONTEST』FINAL（全国決勝）に向けた校内一次予選が開催されておりました。

　このコンテスト、基本はモデル（人）を使うコンテストで、モデルへのヘアスタイルの似合いぐあいも重要な審査基準になるというものなのだけれど、一次予選はウィッグを使用してのもの。

　ウィッグはどれも同じ顔をしているので、顔の個性に似合わせるという作業がないとは云わないが非常に少なくなるため、ある意味純粋にヘアスタイルのみのデザインで勝負できるということか。

　いずれにせよ、この予選を通過した学生は、次にモデル（人）を使っての校内予選が待っており、今度はヘアスタイルの似合い性が問われるところとなるのでありましょう。

　お客さんの個性を引き出したり、なりたい自分になるための手助けをしたり、ヘアスタイリングの役割りは大きい。学生は、こうしたコンテストを通じ、最初はウィッグ、次にモデル（人）と、段階を踏みながら世のため、人のため、社会に貢献できる技術者になっていくようであります。