過日、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）では2年生（134期）を対象とした『JHCA』（日本ヘアカラー協会）の認定ヘアカラーリスト『シングルスター検定試験』が行われました。

　毎年、この検定試験は4月から5月にかけて行われているもので、132期（今年3月の卒業生）のシングルスター検定はコロナ禍の影響で9月に行われましたが、134期生は例年どおりの日程に戻ったようであります。

　本学は、手前味噌ながら『JHCA』の全国に9校ある認定校の一つで、同協会より検定員を迎えての検定試験は普段の学期末試験とはまた違う緊張感に包まれ、学生のいつにない真剣な表情が印象的でありました。

　『JHCA』の認定するシングルスター（星一つ＝通常授業で取得できる）は最初級のカラーリストで、言ってみればはじめの一歩。今後さらに二歩三歩と技術を極めたい学生は『課外授業』に用意されているダブルスター検定取得を目指すコースを受講の後、検定合格を果たしてダブルスターを獲得し、さらに卒業後には実務経験を積みながらトリプルスターを取得して最終的には最上位であるファイブスター（星5つ＝全国に何人もいない）を目指すのだそう。

　その道は長く険しいのでありましょうが、登りつめるための努力は自分のためであるのと同時に、お客さまのため、世のため人のためであることを忘れてはならないのでありましょう。

　検定試験に臨む学生の眼差しに接するにつけ、とかく私利私欲に走りがちなワタクシめは、いたく自問自答させられたのでありました。