- 21.09.01
パッケージ
理容界は変わった。
でも、何が変わったのだろう。技術? メニュー? 料金? いやいや、これらは何ら変わっていないのだろうと思う。では何が変わったのか。それとも変わったと思うのは幻想で、実は何も変わっていないのか。
ところで、世の中には良い商品なのに売れないと云われるものがある。しかしマーケティング的には、良い商品は必ず売れるのだそうだ。ただ、問題なのは誰に対して良いのかということで、本当に消費者に対して良いものかどうか。作り手(売り手)サイドの独りよがりになっていないか、ということ。ここをクリアしている商品は必ず売れるのだそうだ。
ここにきてBARBERが人気なのも、一つに頑ななまでに変わらぬ技術を提供し続けてきたことが消費者に評価された、というのがあるに違いないが、何故ここにきてなのだろう。
きっと人気が出たキッカケがあったハズで、それはたぶん一般商品でいうところのパッケージが変わったことによるところが大といえるのかもしれない。パッケージが消費者ニーズというか時代のニーズにきれいに嵌ったということか。
ここでいうパッケージとは、要するに外装のことで、外見のこと。やはり人は中身の内容もさることながら、ワタクシも含め外見に激しく惹かれるものだ…ちょっと反省。
つまり、理容界は見た目が変わったのだ。中身はこれまでの伝統を踏襲しつつも、サロンの雰囲気やら理容師のスタイルやら、ご本人たちもそうなのだろうが消費者にカッコイイと思わせるスタイルに変身を遂げたというのが、コトの真相に違いない。平たくいえばオシャレになったということ。
これは幻想なのか。否、そうではない。実際に本学の理容科への入学者数を数年前と比べてみても、その数は雲泥の差で、やはり理容界のイメージは大きく変わったのだ。
過日行われた本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の『理容体験入学会』にも多くの方が参加しており、理容技術に親しむ皆さんの姿をしみじみとパチリしたワタクシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。