このコロナ禍で、あらゆるイベントが中止になっているなか、理美容学校の矜持か年に一度開かれる『技術コンテスト』だけは何とか開催に漕ぎつけているようで、今年も開催が決定している（世の中に大きな変化がなければ…のハナシ）。

　現在、その『技術コンテスト』に向けた予選会がタケナワで、過日、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の渋谷校で、その予選会を兼ねた1年生（136期）の「ワインディング」の見極め考査が行われ（国分寺校では授業のなかで見極めが行われ、予選会は別日に開いたとのこと）、仕上がり作品がホールを占領していたのでパチリ。

　例年ならば、こうした光景は『期末試験』後以外に見かけないのだけれど、今年は例外でコロナ禍による技術系授業の停滞を解消すべく導入された方策なのだそう。

　それにしてもこのワインディング、国家試験課題にあるデザイン性を加味した『Cライン』という巻き方ではなく、より基本的な『オールパーパス』という巻き方での考査だったようで、巻く本数がCラインより5~10本ほども多い。

　並んだ作品を見ていると、巻き残しのあるものも一つ二つ。でも、試験本番はCラインで本数も少ないから、本番は余裕のよっちゃん（昭和の言い回しね）なのでは…、とド素人のワタクシは無責任に思ったりするのでありました。

　蓋し、試験本番までほぼ1年半を残してこの仕上がり。イヤハヤ万全には万全を期すとは、まさにこういうことなんだろうなぁ…と、しみじみするワタクシであります。

▲予選を通過した作品。