- 21.11.30
試験は没個性で
歳を重ねると1、2歳の年齢差など無いに等しいものになるが、若い頃はそうではなかった。例えば高校生の時分、1年生の頃は、3年の先輩(特に部活の先輩)はほぼ神だった。そう、たった2歳しか違わないのに。
でも、50歳の時の1年違いと20歳の時の1年違いでは、同じ1年であっても50分の1と20分の1ということで、年齢がかさむと分母が大きくなる分その1年の全体に占める割合は小さくなる。つまり歳が若ければ若いほど逆に1年の違いは大きくなるという寸法か、なんかよく分からないが…。
そんな方程式が当てはまるからなのか、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の学生を見ていても、例外はあるが概ね1、2年生の区別はつく、と思っている。何となくその1年の差が醸す何かをきっとワタクシたちは嗅ぎ分けているに違いない。
ところが、本学は今日の午前中まで『二学期末試験』が行われていたのだけれど、先週末の金曜日に行われた『実技試験』をパチリしていてハッとした。1、2年生の見分けがつかないのだ。
とはいっても、1、2年生では試験会場が異なるし、付けているネームプレートも色分けされているので、実際に全くどちらか分からないということはないのだけれど、そういう前情報を抜きにして純粋に両者を見比べてみて、やっぱり見分けがつかないというハナシ。
何故か。答えはカンタン、本学の期末試験は試験内容から手順、服装に至るまで全てが国家試験仕様。髪も額を出して束ねるかピンで留めてタイトにまとめ、白衣を着用してマスクも着けるという念の入れよう。
だから個人を特定できる情報が極端に少なく、何なら1、2年生どころか誰彼の判別すらも困難な没個性状態。ということは、逆に個性とは、ヘアスタイルと服装を併せたファッションに依るところがいかに大きいのか、ということを再認識させられたワタクシでありました。
さて、皆さんはこの写真で1年生と2年生の区別がつきますでしょうか?
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。