国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 22.03.01
  • 青野鉄再生工場

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 先週、本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)で『美学』の講師を務める鉄の芸術家こと青野正さんの個展『馳鉄』(ちてつ)が、神田神保町の『art gallery & Legion』さんにて開催されておりましたのでパチリしてきました。

 今回の作品群、何やら『1888年製造のイギリス製レール』を素材に作られたモニュメント的性格の濃ゆい作品だったようであります。

 18世紀、イギリスの綿織物業に端を発した『産業革命』は、その後100年をかけて世界の工業化を押し進めることになったわけでありますが、その当初、マンチェスターという一大綿織物生産地が生み出されました。

 マンチェスターで生産される大量の綿織物世界に売り捌くべく、より大量により速く輸送する必要性から『蒸気機関車』が生まれ、マンチェスター近くの港町リバプール間に世界初の鉄道(リバプール・アンド・マンチェスター鉄道)が敷かれました。1830年のハナシ。

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 方や、日本に初めて鉄道が敷かれたのが横浜〜新橋間というのは有名なハナシで、1872年のこと。イギリスから始まった産業革命の波が、徳川幕府鎖国政策という障壁が崩壊したことによって、42年の時を経てヨーロッパからの最果ての地、極東の日本に伝わったということなのでありましょう。

 当然、当時の日本の製鉄技術は欧米に及ぶべくもなく、蒸気機関車レールイギリス製だったと云います。国産の蒸気機関車一号機(試作)が誕生するのが1902年で、レール国産化が始まるのは1907年と云われますから、1872年を皮切りに日本各地で始まった鉄道整備には、イギリスを始めアメリカドイツから車両レールが輸入されていたのだそうであります。

 かくして、1888年製造のイギリス製レールが、おそらく1889年に開業する『中央本線』(新宿〜立川間)に使われたと思うのに無理はなく、レールとしての使命を全うした後、1926年に創建される『国立駅舎』の建材として再利用され、旧駅舎が新駅舎建設に伴って解体されると、そのまま保管されていたのだそう(よくぞ保管してくれました!)。

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 それが、市民の要望で旧駅舎再建が決まると、再度、ファサードの支柱として再々利用されることとなり、余った端材での作品制作依頼が青野さんにあった、という長〜いオハナシでありました。

 130年以上も前、まさに産業革命華やかなりし頃にイギリスで作られたレールが、なんの因果か氏の手によって新たな命を吹き込まれたさまは、『青野鉄再生工場』の面目躍如といったところか。

 それにしても、鉄の方から青野さんを選んでいる感が否めないのはワタクシだけでありましょうか。

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