国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定
MONTHRY ARCHIVE
  • 22.03.25
  • 今も昔も

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 本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)に本拠を置く『平安装束 東京道場』(荘司礼子 会長/本学校長)は、日々、日本の装束文化を研究する一方、特に平安装束文化ならびに着装技法伝承啓蒙活動に尽力しており、小・中・高の特別授業に招かれては『やさしい十二単講座』と題した十二単衣紋展示(着付展示)や装束解説を行っております。

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 この度、そんな啓蒙活動に理解を示し、国際人の輩出を掲げて自国文化の教育に力を入れている『東京都立小平高等学校』のお招きで、同校1年生に向けた『やさしい十二単講座』を開講しました。

 講座は、正味1時間程の内容で、きもの着用に関するTPOのレクチャーがあった後、十二単の衣紋展示束帯(そくたい=男性装束)の装束展示を披露しました。

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 時に、戦前(太平洋戦争前)までは、割と庶民の生活の中にきもの文化が生きていたようで、写真や映像にもきもの姿の人を頻繁に見かけますが、戦後、急速に市井(しせい=街中)からきもの姿が消えていったように見受けられます。

 なので、戦前はきもの一人で着られる人も多く、婚礼衣裳など特別な装束に限って、着用する場合は着付けなどを専門にする人、もしくは着付の上手い人手を借りるといったカタチが多かったのでありましょう。

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 ところが、十二単をはじめとする宮廷装束だけは、今も昔も着装を専門にする人(衣紋者)の手によってお仕度されてきたもので、この日披露された十二単衣紋展示をパチリするにつけ、「きっとこの風景は1000年変わることなく繰り返されてきたものなんだなぁ…」と、1000年という途方もない時間軸に、眩暈(めまい)を覚えるワタクシでありました。

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