国際文化理容美容専門学校

渋谷校/国分寺校
厚生労働大臣指定

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  • 23.01.24
  • もう少し先のハナシ

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 世の中、予期せぬことが起こる。

 その予期せぬことにどう対応するかで、その人の評価が決まる。多くの場合、社会で最も求められているのはその対応力に違いない。

 考えてみれば、理美容師さんの仕事というのは、この予期せぬことの連続ではあるまいか。

 髪質の違いはもちこんのこと、頭の形頭皮の状態、それに希望するヘアスタイルなどなど、来店するお客さま千差万別だ。

 もちろん、常連さんやリピーターならばカルテがあるから、予約が入った時点で事前の予習イメトレ(イメージトレーニング)も出来ようが、初見飛び込みのお客さんならば、その場でやら頭皮やらの状態を見極め、加えてファッションの嗜好を推し量り、さらに希望を聞いてアドバイスなどをしつつスタイリングして、お客さまの満足を引き出さなくてはならないワケで、考えれば考えるほど簡単なことじゃない。否、それはすごく難しいことだ。

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 でも、そのすごく難しいことをやってのけるのがプロなのだ。

 先日、本学国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)で実施された2年生(136期)の『卒業実技試験』では、「美容科」がカッティングワインディング(今年の課題)、「理容科」がカッティングシェービング整髪(理美ともに国家試験課題)が行われ、学生はこの2年間に蓄積した技量を発揮すべく奮闘しておりました。

 時に、普段からの練習試験もそうですが、ヘアカットモデルになるのは、特別なコンテストを除いてはほぼほぼカットウィッグと呼ばれる人頭人形。植え付けられている人間の髪であることから、個体によっては髪質毛流れに多少の個体差はあるものの、概ね均一化が図られているそうで、カットするのに戸惑ってしまうようなウィッグに当たるようなことはまず無いのだそう。

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 つまり、カットウィッグを相手にカットしているかぎり、予期せぬことに遭遇する確率は限りなくゼロに近いわけで、彼らに予期せぬことが起こるのは就職して不特定多数千差万別お客さまに相対した時から。

 彼らに理美容学校段階でのレベルが問われるのは、最終的には『国家資格試験』になるわけだけれど、対応力が問われる本当のプロになるのはもう少し先のハナシだ。

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