- 23.04.07
時代はめぐる
かつて、売り手が買い手の元を訪れて商品の販売をする訪問販売のようなシステムが主流だった時代があった。
薬はドラッグストアに買いに行くのではなく、『富山の薬売り』が定期的に家を訪れ、薬売りから預けられていた薬箱(もちろん各種クスリが入っている)の、使われて無くなった分のクスリを補充してその分の代金を請求し、紙風船をお土産に置いて帰ったりしていた。だから子供たちは薬屋さんの訪問を喜んだものだった。
八百屋さんだって魚屋さんだって、車に野菜や魚を載せて道幅の広いところに停めて販売をしている人もいた…、昭和30年代のオハナシ(まぁ、地域差はあるだろうが…)。
やがて、そうした訪問販売的な人たちの姿を見かけなくなると街にスーパーマーケットができ始め、買い物は完全に買い手がお店を訪れるカタチになった。
街にスーパーマーケットができると、お客を奪われた個人商店は閉店を余儀なくされ、商店街は姿を消した。
時は流れ、海外資本や大資本の企業が展開する巨大なマーケットモールが郊外にでき始めると、今度は小さなスーパーマーケットが姿を消しだし、現在になると宅配を専門とする店や、お店のデリバリーを代行する業態も出現し、売り手が買い手の元を訪れるかつてのカタチが復活するに至り、時代は巡った。
そんな時代の流れか、近年では頻繁に国の行政機関の皆さんが本校に来校し、学生に向けた講習会を開講してくれている。
過日(先日卒業した136期生が在校中)も、『日本年金機構』より『立川年金事務所』のみなさんが本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)国分寺校を訪れ、136期生に向けた『年金セミナー』を開講(渋谷校もやってますよ)した。
その様子が『専門学校新聞』首都圏版2023年3月15日刊行に記載されており、細かなところまで取材するものだと感心した次第。
今は新聞社さんが写真を撮ったり取材をしてくれたりしているが、今後、時代は巡って自ら記事を新聞社に持ち込む時代が来るのかしらん、と思ったりしてみるが、そうなると記事広告になっちゃうか…、と思い直すワタクシでありました。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。