やっぱりコミュニケーションなのだと思う。

　何が？って、そう、人間が円滑に暮らせる社会を築く上で最も大切なことのことだ。

　そりゃ、暮らしやすい社会をつくるにはそれなりにインフラも必要だし、社会制度も必要なのは分かる。でも、いくら社会制度やインフラを整えたところで、そこに暮らす人々がギスギスしていたとしたら、きっと息が詰まるに違いない。

　新型コロナウイルスがパンデミックを引き起こして3年。人前でのマスク着用が推奨され（強要された時期もあった）、人は表情の読めない相手とのコミュニケーションに疲弊してきたに違いない。スムーズに他者とのコミュニケーションがとれない世の中は、なんて生きづらい世の中なのだと、ある意味、気づかされた3年だった。

　そのコロナ禍が明けた（とはいっても未だCOVID19は至る所に燻っているようだが…）。

　未だ、人混みや密室でのマスク着用の推奨は残るものの、公（おおやけ）でのマスク着用はフリーとなり、人々の顔にも笑顔が戻ったようだ。

　先週末に開催された本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）の『体験入学会』でも、参加された皆さんやサポートに入った在校生は、どの顔も笑顔に包まれ、やっと世の中に笑顔が戻ったと実感させられたワタクシであります。