- 23.10.13
オールマイティな技術力
ヘアメイクが人気だ…たぶん。
統計をとったことがないのでホントのところは分からないが、面接試験などをパチリしていると、就きたい職業にヘアメイクの名を挙げる人が多いように思う。
SNSが普及して久しいが、それでも尚、雑誌媒体やTV媒体、映像媒体の発信力はまだまだ健在のようで、そこに携わる有名人や芸能人の人気は高い。
ヘアメイクはまさにそうした有名人や芸能人の首から上、つまりヘアスタイルやメイクアップを媒体の要請に応じて変化させる仕事で、故に有名人や芸能人に直接触れたりコミュニケートできたりする職業。まぁ人気があって当然の仕事だ。
で、この仕事に求められるスキルは何かというと、ある種のオールマイティさに違いない。
以前、ヘアメイクさんに訊いたことがあるのだが、撮影現場ではありとあらゆる問題が発生するのだそうだ。ヘアメイクはプロとしてその数多ある問題をクリアしていかなければならず、それにはさまざまな美容技術を習得しておく必要があるのだそう。場合によっては髪を切らなければならないこともあり、仕事として(賃金をもらって)髪を切るのは法律で理美容師にのみ許された行為だから『理美容師免許』が必要になる。免許をもってないヘアメイクさんが、必要に迫られて通信教育で美容師免許をとったというハナシも聞いたことがある。
さらにいえば、理美容師免許に留まらず、何なら工作の技術も必要になるような現場さえあるのだとか。
そうしたオールマイティ?なスキルを身につけるのに打ってつけなのが『kawaii選手権大会』に出場することではないかと、ワタクシは常々思っている。
過日、開催された『第20回 全国理美容学校kawaii選手権大会』(日本メイクアップ連盟主催)では、手前味噌ながら本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)から出場した多くの学生が入賞を果たし、なかでも渋谷校2年の津田紗花さんは『kawaiiウェディング』部門で最優秀賞となる『文部科学大臣賞』を受賞、全国の頂点に立った。
そんな彼女らの作品を見てみると、当然ヘアもメイクも自作なのだけれど、手の込んだ衣裳さえも自作なのだそうで、その技術力のオールマイティさ加減に脱帽のワタクシであります。
実際、このコンテスト出場を機にヘアメイクさんを志した学生もいるとかいないとか…。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。