- 24.03.25
満ちる途中
ウオズミアミさん原作の漫画『三日月とネコ』が、劇団ナナカマドを主宰する上村奈帆さん脚本・監督、主演に安達祐実さん、倉科カナさん、渡邊圭祐さんらを迎えて映画化され、来たる5月24日(金)より公開される。
なんと、その『三日月とネコ』の製作に本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)の教職員と学生がヘアメイクとして参加。昨年の夏にクランクインした撮影現場に通い、数多くの出演者にヘアメイクをしたり、大宅理絵さんをはじめとするヘアメイクさんのアシスタントをしたりと、映画製作の裏側をしっかり体験したもよう。
理美容師という仕事は、ある意味人さまを陰で支える裏方の仕事。
きっと裏方仕事には裏方なりのやり甲斐や喜びや醍醐味といったものがあるに違いないが、それを映画製作の裏方という、裏方の魅力が分かりやすいカタチで体験できるというのは、学生たちにとって非常に得難い経験だったに違いない。
加えて、待ちの時間には本職ヘアメイクの大宅さんから「現場では髪を切るシチュエーションに迫られることが多く、美容師免許を持ってないと髪が切れないから、私はすでにヘアメイクとして働いていたのですが、美容学校に入って美容師免許を取得しました」といったご自身の経験が語られ、今はヘアメイクになるにも絶対に美容師免許が必要との助言があったのだそう。
また、お客さまへの気遣い、ひいては他人への配慮やさまざまな事への気づきが身につくことから、ヘアメイクを専業とする前に一度サロン勤務を経験することが勧められたそうで、現役バリバリのヘアメイクさんの言葉に学生たちも深く頷いていた様子だったとか。
「欠けているんじゃない、満ちる途中…」
という、この作品で象徴的に使われる三日月を比喩した科白(せりふ)。まさにこの科白が今の学生たちを表しているようで、こうした経験が、彼、彼女らにどんな影響を及ぼすものか、満ちていく学生らの未来に想いを馳せるワタクシであります。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。