- 24.04.05
週休2日制...
4月に入ってすぐ、140期生の新学年(2学年)が始まった。
といっても一学期の始業日を迎えたわけではなく、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)では慣例的に2学年の始業を迎える前に校舎を会場にした就職説明会が行われており、就職活動開始の号砲とともに新学年がスタートするというのは、職業訓練校たる本学の矜持か。
本年度(2024年)には、渋・国併せておよそ800名の2年生に対して全国から1,151社の企業・サロンさまより、美容、理容、エステ、ネイル、ブライダル、アイリスト、着付といった職種に計12,429人の求人をいただいており、オドロクべき超売り手市場が展開しているもよう。
とはいえ、学生の大半が志望するサロンは人気サロンばかりなので合格倍率も高く、みな一様に苦労している様子。イヤハヤ大変なのである。
時に、聞いたハナシによれば、企業説明するサロンの中に「週休2日制とは、2日休める週が月に1回以上あることをいい、完全週休2日制とは、年間を通じて必ず毎週2日の休日が取得できることをいう」と、同じ週休2日制でも完全が付く付かないで大きな違いがあることを説明した上で、「うちは完全週休2日制です」と猛アピールしていたサロンさまもあったとか。
そんなハナシを聞くにつけ、ワタクシが就職した当初、まだまだ日本には週休2日制が定着しておらず、土曜日が休日ではなく半ドンといって午前中だけ出勤していたことを思い出し、あれはあれで「昼メシ何処で何食べようか」などと11時頃からソワソワしたりして、で、昼メシ食ったあと映画観たりして楽しかったなぁ…と、懐かしさが込み上げたのでありました。
ちなみに、半ドンとは、ドンタク(江戸時代の頃のオランダ語で休日を意味したZondagが転訛したもの)が半分で半ドンなのだとか。
かつて、職人仕事の流れから、労働時間が長く休日も少なかった理美容界の就労環境も、世の中の流れに伴い急速に改善されているようであります。もちろん、そこにはサロンさまの企業努力があることは言うまでもありません、あしからず。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。