- 24.05.17
国際文化という学校
ある日、こんな一幕があった。
『学校見学会』を控えた朝のミーティングでのこと。
教頭先生曰く
「過日、見学者が訪れた教室で授業をしていましたが、見学者の皆さんへの学生の挨拶の声が小さくて、見学者に届いたかどうか心配になりました。その場で学生たちには注意しましたが、担任の先生方は今一度、挨拶の声がしっかり届くよう注意を促して下さい」とのハナシだった。そして付け加えた。
「しっかりとした挨拶は、就職してからサロン業務で最も大切なことになります。今のうちから意識させることが本人のためになります」と…。
[教育]なのだ。
商売的には、お客様に合わせて気持ちのよい挨拶をするのは[CS](Customer Satisfaction=顧客満足度)を上げるために欠かすことのできないことなのだが、[視点]が違うのだ。そこはあくまでも[学生視点]。[接待]よりも[教育]を重んじるのだ。
もちろん、来校していただいた見学者の皆さんの満足度を上げることは重要なことに違いないのだが、『第一義は[学生を育てること]にあり』という、教育機関としての矜持(きょうじ=プライド)というか、職業訓練校としての気骨を垣間見た一幕でありました。
まぁ、[教育]を第一義に掲げたとしても、しっかりとした挨拶は[見学者]へのおもてなしにもなるわけで...。世の中[自利利他]の摂理だから、自分のためにしたことが人のためになったり、逆に人のためにしたことが自分のためになったりするわけだ。
蓋し、『学校見学会』は、[見学者]に本学の[教育]を見ていただく場。[接待]で上辺の満足を提供するのではなく、来校された皆さんに、[学校選択]のための[材料]を提供する場であるべき。また、そういう次元で[満足]していただきたいと思うところ。
みなさん、自身で言うのも気恥ずかしいハナシでありますが、『国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校』は、そんないたって真面目な学校であります。
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