- 24.09.26
多様な集合体
『世界自然保全モニタリングセンター』という然るべき国際機関の発表によれば、地球上の全生物の種類は、複雑な計算から未確認種も含め約870万種と算定されるそうだ。
内、動物（含、昆虫類）が777万種、植物が29万8000種、菌類が61万1000種と推定され、650万種が陸上種、220万種が海洋種なのだそう。さらに陸上種の86%、海洋種の91%が未知種と推定されるのだそうだ。
そこで疑問。何故こんなに種類が多いのか（比べる地球同様の惑星がないから、それが多いか少ないか分からないけど、ごく個人的な感覚としてね）。
たぶん、一般的には［何らかの外的攻撃］に対して種別を多くすることで［耐性］の［多様化］を図って［絶滅］を回避するためでは、と云われていて、［種］は常に［生き延びる方法］を模索し続けているのだそうだ。
あらゆる［コミュニティ］にとって［多様化］が大事だと、さんざん云われてきているが、その理由は生物界での［多様化］の例に漏れず、［コミュニティ］の［強化］にあるのはいうまでもないこと。
［画一的］な［コミュニティ］は危うく、あらゆる種類やさまざまな方向からの［攻撃］に備えて、コミュニティは［性質］の異なる［個］の［多様な集合体］であるべきなのだ。
そうした意味で、先日、本学（国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校）で行われた通信理容科［美容修得者課程］の『秋季卒業式』に集った［卒業生］の面々を見ていると、［個］が際立っていて［多様な集合体］との印象が強く、これからこの［卒業生］たちが［理・美］両方の資格を携えて［世のため人のため］に精進していくのだろうなぁと頼もしく感じた次第。
『卒業式』に際し、［祝辞］に立った本学・荘司礼子理事長は［2024パラリンピック パリ大会］閉会のコトバを引用して卒業生を鼓舞し、「周りの人たちのために校是『つくす心』を実践して欲しい」と送り出しておりました。
また、卒業生代表の菅間美希さんは、仕事と通学の両立は大変だったと振り返って「周りの人や両親の支えでやってこれた」と語り、これからは受けたご恩を返していきたいと［感謝のことば］を述べておりました。
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