- 25.03.25
キテレツ作品展

AI(人工知能)の進歩が著しい昨今、[生成AI]は学習したことを独自に[再構築・発展]させて、新たなモノを創り出せる[人工知能]だそうで、特に言語・映像表現に優れ、[物語]の創作も可能なのだそうだ。
現にYouTubeには[AI]がつくったと思しき[物語]も溢れており、ロボット開発さえ進めば[造形作品]の創作さえも可能になると云われている。いや、現在の環境下でも[3Dプリンター]を組み合わせれば、ある種の[造形作品]は創作可能なハズ。
ただ、[芸術]の[創造]となるとハナシは別で、何をもってそれを[芸術]とするかの判断は難しく、[AI]が創出したものを[芸術]とするか否かは、今のところは[人間の感性]に委ねられているに違いない。でも、それもいずれは[AIの感性]に委ねられるようになるのかもしれないが…。
本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)では、『美学』という授業を設けて学生の[美的感覚]ないし[芸術性]を養っているが、そのなかに髪を切り尽くして使い途のなくなった[カットウィッグ]を再利用し、[毛髪]以外の[素材]を用いて[ヘアスタイル]を[再構築]する[ウィッグアート]なる[立体造形]のプログラムがある。
このプログラムは1年次の後半に行われているようなのだが、3学期も終わろうとしていた過日、この[ウィッグアート]作品が出揃い、芸術家である担当講師、青野 正先生と小池憲一郎先生による[評価・採点]があった。
一室に並べられた[キバツ]な[ウィッグアート]の作品群をパチリするにつけ、これを[創造]する、内部を辿れば辿るほどより複雑化するフラクタルのような、加えて何ら規則性も脈絡もない、いってみれば突拍子もない[人間の思考回路]が、果たして[AI]に[再構築]できるものか、はなはだ疑問に思った次第。
蓋し、[ウィッグアート]の作品群に見るこうした[キテレツ]な発想こそが、迫り来る[AI支配の世界]に、[人類存続]の[光明]となりうるのかもしれない、などと大袈裟に思ってみたりもするナリよ...なんちゃって。
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東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。