- 25.05.07
襷を受け継ぐ
走者の悲喜こもごもが交差する[小田原中継所]。
[平塚中継所]で襷(たすき)を受け、20.9kmを走ってきた走者がこの中継所で次の走者に襷を繋ぐ。さぁ、いよいよ『箱根駅伝』のクライマックス、天下の険、標高874mを一気に駆け上がる[箱根の山登り]が始まる。
ここでは、かねてより多くの名勝負が繰り広げられ、数多の[山の神]が誕生してきた。
人生の[道のり]を強引に[箱根駅伝]に例えるなら、往路の[小田原中継所]までが学生時代で、学校を卒業して就職し、いよいよ[社会人]として歩き始めるのが[小田原中継所]からといえないだろうか。
人生、山あり谷ありクロード・チアリ、いやモハメド・アリ…。社会で揉まれる経験は、まさに[箱根の山]を駆け上がっていくようなものだ。
過日、本学(国際文化理容美容専門学校 渋谷校/国分寺校)で行われた『特別体験入学会』をパチリしていて「襷は受け継がれた」との強い印象を受け、[箱根駅伝]のイメージが重なった。
140期生が卒業して2ヶ月、早くも彼らが担っていた役割りを142期生が受け継ぎ、『オープンキャンパス』に訪れた高校生ないしは参加者の皆さんのアテンド役をそつなく務め上げていたのだ。今現在、彼らはさしずめ[権太坂]あたりを走っているといったところか、これから[花の2区]を疾走していくに違いない。
そして、一足早く[箱根小涌園前]あたりの急勾配に差し掛かっているであろう卒業生が[技術]と[経験]を伝えてくれている『特別体験入学会』は、坂道の[辛さ]や[走り方]を伝授してくれ、[箱根]までまだ距離のある[権太坂]に喘(あえ)ぐ在校生や、品川付近の[八ツ山橋]を走る高校生、それに他の[分野]から行先変更して参入してくれている皆さんへの[手渡しドリンク]になってくれているかのよう。ちょっと、例えが多くてややこしいですね、スミマセン…。
蓋し、[箱根駅伝]は往復217.1kmの道のりを、10人で襷を繋ぎ合ってゴールを目指すが、[人生]は人と助け合いながらも最終的には一人で217.1kmを走り抜いてゴールを目指すもの。せめて長く辛い[箱根の山登り]だけでも[山の神]に託せればよいのでしょうが…。
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東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。