「一日のネット予約が100件の日もあります」 SNS集客に技術で応えたい
小西 恭平さん #ヘアスタイリスト
男性美容師は歳を重ねるにつれお客様がつかなくなる、と言う人はいます。少し厳しいことを言うと、何もしなければ確かにその可能性はあると思います。美容師は、お客様と一緒に成長していける仕事。今のお客様を大切にしていれば、友達や家族を紹介してくれたり、結婚したらお子様と一緒にいらしたり、みんなを連れてきてくださるのではないでしょうか。減るどころか、どんどん増えて広がるはず。技術を磨く努力をすることもそうですが、何よりも「この人を綺麗にしたい」という気持ちをずっと持っていれば、お客様は必ずついてきてくれると思っています。責任もプレッシャーもありますが、自分にできるのは一人一人、真摯に向き合うということだけ。
「私、変わりました。見た目も素敵になったし、性格も心も変わりました」と言ってくださったお客様がいました。僕の気持ちが伝わった時は、心から嬉しい。美容は僕のすべてです。
小西さんに聞きました!!
Q. アシスタント時代、働き方で意識していたことは?
アシスタント時代は、先輩のお客様を見て「自分ならこうする、先輩はどうするだろう」と想像しながら働きました。想像が的中することも、違うこともあり、答え合わせしながらシミュレーションをしていました。自分がスタイリストになった時に自信を持ってカットできるように、怒られたことは二度としないように練習を重ねていました。
Q. 学生時代にやっておけば良かったなあ〜思うことはありますか?
「天気の話しかできない子っているのよね」とお客様に皮肉っぽく言われて、自分は会話能力がないことに気づきました。学生時代はもう少し、美容以外のいろいろな経験をしておけば良かった、と感じています(今でも会話は自信がないけれど、カットはお任せください!)。
Q. 学生時代を振り返って…国際文化ってどんな学校だと思いますか?
国際文化では挨拶や言葉遣いをしっかり学んだのを覚えています。国際文化出身の新入社員は、礼儀正しい子が多いと思います。国家試験の時も、国際文化の技術レベルは高いと感じました。
小西 恭平(こにし きょうへい)
Of HAIR 表参道 トップスタイリスト。2010 年3 月、渋谷校美容科卒業。オブヘア入社、4 年目にスタイリストデビュー、8 年目にトップスタイリスト。学生時代からカットに熱中し、就職してからも毎日モデルでカット練習を重ねる。インスタグラムに投稿しているお客様の「before & after」では、始めた頃は1件程度だった1日のネット予約が今では100件に。これからの目標は、もっとオブヘアと自分を知ってもらうこと。「TV も出て見たいし業界にも知ってほしい。髪のコンプレックスを持つ人が、素敵になって喜ぶ顔を見たい。」 インスタ→ @kyohei_konishi
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昨年30 周年を迎えたOf HAIR は、都内、神奈川県に8 店舗を展開するトータルビューティサロンで、美しい髪のためのヘアケアブランド「オブ・コスメティックス」も人気だ。本学では、代表の古里オサム先生を講師に迎えた特別授業(デモンストレーション)を毎年行っている。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。