理容は、ベンチャーのような可能性にあふれてる!!
黒澤 和史さん #代表 #理容師
学生時代は、秩父市にある実家から国分寺校まで、往復4時間かけて通いました。通うだけでいっぱいいっぱいだったので、コンテストなどにあまり挑戦できず、ちょっともったいなかったなと思っています。秩父は田舎なので電車の本数も少なく、1本乗り遅れると次の電車が30分くらい来なかったりします。それで遅刻しても許してもらえず「掃除しなさい!」と先生に言われて、初めのうちはめちゃくちゃ理不尽だなと思いましたが、おかげで時間を守るという当たり前の習慣が身につきました。
父が床屋をしていたので理容科を選択したのですが、僕の同期は8人しかいなくて、どこに行っても何をしてもアウェイ感がありましたね。でも、美容の方は数が多いので競争も激しくて、そこで勝ち残れるのかな?理容なら就職も確実で、自分の好きなことができるのではないかなと、内心、理容科で良かったと思っていました。
横浜のサロンで店長を務めた後、一緒に働いていた妻と独立して、彼女の実家のある水戸で店を構えたのが26歳のときでした。メンズオンリーサロンというコンセプトを掲げて、一番忙しく働いているミドル世代の男性をターゲットにしましたが、そういうサロンはまだ近所になかったので、早いうちからお客様がついてくださいました。会社のオーナー、不動産やハウスメーカーの営業の人、介護士や看護師のお客様もいらっしゃいます。
年間売り上げ1千万円超を3年続けるという目標を立てましたが、これもすぐにクリアすることができました。
美容と理容を比べていつも思うことがあります。美容が既存の大手企業だとすると、理容はベンチャーのようなものではないか。これからの人たちがこれから作っていく業界で、これからの人たちの中から新しいスターが生まれる世界のように考えています。
自分でやりたいと思ったことが自由にできる世界。僕は、本当の能力は、自分でやりたいと思うことでなければ発揮できないと考えていますが、まさに理容はそういう仕事だと信じています。
(2023年12月21日取材/文・篠原博昭/写真・田口淳一)
黒澤さんから!!
校是の「つくす心」も含めて国際文化を選んで良かったと思っています。生活習慣にはじまり先生に日々指導していただいたお陰で、当たり前の基準が厳しくなり、時間の意識も変わりました。
黒澤 和史(くろさわ かずふみ)
This is The BarBer代表。埼玉県秩父市出身。2011年3月国分寺校理容科卒業。東京・神奈川に店舗展開する理容室に新卒入社、6年勤務(その内、店長を3年間務める)。2017年10月、This is The BarBerを水戸市にオープン。趣味は旅行(47都道府県制覇まであと15県)、ドライブ。
「独立資金を貯めるため、開業前に引越し屋さんでアルバイトをしていた時期があります。一人で冷蔵庫も持てるようになりました」。
This is The BarBer
茨城県水戸市元吉田町1630-2
TEL:029-210-1767
インスタ→@thisisthebarberkazu
ミドル世代をメインターゲットにしたメンズ専門サロン。落ち着いたラグジュアリーな空間、丁寧な接客と高い技術で、整髪・シェービングはもちろん、男性特有の肌や頭皮の悩みをケア、さらにヘッドスパ、脱毛など充実したメニューでブラッシュアップできる。
ゆったり落ち着いて施術を受けられるラグジュアリーな店内。男性特有の肌や頭皮の悩みや要求に応える豊富なメニューが特徴だ。
イオン導入冷却脱毛を提供。「Barber×脱毛」という斬新な組み合わせで、男性の肌と身だしなみを整え、もっと素敵にカッコよく!!
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。