マニキュアリストはお客様自身の魅力を引き出せる仕事
渡邊 美幸さん #マニキュアリスト
中学生のときに、マニキュアリストの兄に爪を整えてもらったことが美容の道へ進みたいと思った原点。中学・高校とサッカーに力を注ぎ、スポーツ系の道も考えましたが、「手に職を付けたい」と思って美容系の進路を選びました。
マニキュアリストを目指すには、ネイル専門のスクールに通うことも選択肢の一つですが、美容全般を学べる国際文化を選びました。ネイル一択にしなかったのは、家族から「美容を勉強するなら、国家資格をとってから進みたい道を選ぶこと」と、進路選択のときにアドバイスをもらったから。専門学校で勉強したからこそ、気づけたことが多くありました。その1つがヘアよりも、ネイルやメイクの技術が好きだということ。本格的に勉強してから方向性を絞れたことは、着実に前に進めて良かったと思っています。
私は進路選択などの節目で「未来像が描けるか」を意識してきました。「その時、楽しいか」だけではなく、20代・30代と年を重ねた時に続けていけるのかという視点を持って考えることも大切だと思います。マニキュアは、専門学校に進学してから毎日やってきましたが、飽きることなく楽しい。自分がやっていて楽しいことや好きなこと、気分転換になることを仕事に繋げられているので、毎日が充実していると感じています。
勤めているロングルアージュは、ポリッシュを塗って自然に乾かして仕上げるスタイルのサロンです。ジェルネイルとは異なり、お客様の自爪を活かして色を塗り、その方の持つ魅力を引き出すことができます。サロンには約4000色のポリッシュがあり、肌色や好みなど、お一人お一人に合わせて色を選びます。赤といっても明度は色々あり、明るめが似合う方もいれば、暗めのものが似合う方もいるんです。お客様の好きな色と似合う色が異なることもあります。5,6色お持ちして爪に乗せてみたり、光に当てるなどしてお客様と相談しながら色を決めていきます。技術者をお客様が指名するタイプのお店ではありません。だからこそ、今の目標は「今日、渡邊さんで嬉しい」と思ってくださるお客様を沢山もつこと。お客様からの信頼を沢山得られる技術者になりたい。
(2024年2月28日取材/文・稲富芽生/写真・早坂卓也)
渡邊さんに質問です!!
Q.マニキュアリストってどんな仕事?
爪元をキレイするだけではなく健康な爪を整えることも仕事です。特に、足は巻き爪など痛みや形などでトラブルを抱えている方もいるので、施術を通じて生活しやすく、健康な状態へ導きます。痛みを抱えていた方が「1か月痛みなく過ごせたから今日もみてください」など、トラブルを改善でき役立てていることを実感でき、やりがいになっています。
渡邊 美幸(わたなべ みゆき)
ロングルアージュ広尾マニキュアリスト。東京都出身。2022年3月国分寺校美容科卒業。同年4月ロングルアージュ入社。マニキュアは自分の爪に色を塗っていくので、自分本来の爪を活かしていくことができるのが最大の魅力と話す。
ロングルアージュ
ロングルアージュホームページ
広尾店:東京都港区南麻布4-1-29 広尾ガーデン4F
TEL:03-3440-5433
インスタ→@longleage_official
東條汀留さんが代表を務め、東京・大阪に5店舗を展開する「美しく健康な爪」を追求するサロン。店内装飾にはこだわりがちりばめられており、広尾店は18席、100坪の広々とした空間にキラキラと光が降り注ぐ。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。