国際文化理容美容専門学校

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活躍する卒業生:須藤 康子さん
   

日本人の特性を大切に、これからも海外で暮らし、私らしく仕事をしていきたい

須藤 康子さん #メイクアップアーティスト #フリーランス

メイクアップアーティスト 須藤康子さん
パリコレで仕事をさせてもらうきっかけは、「今日、人が足りないんだけれど来れる?」という突然のリクエストから。一年前にメイクスクールで会った人が私のことを覚えていて下さって、声を掛けてくれたんです。そのシーズンは人手が足りない時に呼ばれてお手伝いをする形でしたが、次のシーズンからはフリーのアシスタントとして、パリだけでなくミラノにも連れていってもらい、多くのブランドのショーにたずさわることができました。多種多様なプロダクツの使用方法やテクニック、想像もつかないような表現方法を間近で見て学ぶことができます。メイクはできませんが、すごく貴重な経験をさせてもらっています。

フランスに来て丸3 年、メイクアップアーティストとして自分の名前で仕事ができるようになりました。パリではカメラマンの力が強く、一緒に仕事をしたことのあるカメラマンから仕事のオファーが来ることが多いです。インスタにアップした作品を見た人から、一緒に仕事をしませんか?と誘われることも。人との出会い、自分がしてきた仕事が、次の仕事、新しい出会いにつながり、世界が広がっていくのを感じています。

これからも私らしく、自分のできる部分でアピールして、「キレイ好き」「細かい所に気づく」「真面目」「察する力がある」「空気が読める」といった日本人の特性を大切にしながら、海外で暮らし、仕事をしていきたいと思っています。

須藤さんに質問!!

Q. 国際文化で学んだことで、今も役に立っていることは?

学生時代は将来がまだはっきりとは見えていなかったので、「なにか役に立つかも…」という気持ちで、エステティックの課外授業も受けていました。メイクでは指先を使うことも多いし、メイク前のお肌のパッティングなどにもエステティックで学んだ技術が生かせていると思います。
国際文化では、礼儀作法や仕事の準備・後片づけ、周りへの気配りなど、社会で働く上で大切なことをたくさん学び、人格形成をしてもらいました。就職してからも、見た目とは違ってきちんとしているといわれて(笑)、お客様にもとても可愛がっていただきました。

Q. 海外で働きたいと思っている人たちへのアドバイス

やっぱり言葉は大切だと思います。言葉を話せることは自信にもつながるし、言葉が通じないと仕事は難しい。私は27才の時にフランスに渡りましたが、まず語学学校 に通う所からのスタートでした。ただ日本人は、場の空気を読んだり、察する力があるので、多少言葉がつたなくても補える部分もあるとは思いますが…。

須藤さんの作品
須藤さんの作品

須藤 康子(すどう やすこ)

2008年3月、国分寺校美容科卒業。卒業後、地域密着型の美容室に入社。美容師経験を経て、マツエクサロンに転職。27才でフランスに渡り、語学学校に通いフランス語を習得後、パリのメイクスクールでより深くメイクを学ぶ。
現在、フリーのメイクアップアーティストとして、雑誌、ミュージックビデオ、ショーなどのメイクを行う。パリコレ、ミラノコレクション等にもアシスタントとして参加している。

   
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