国際文化理容美容専門学校

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「お客様をよりステキに」が発想の原点

吉沢 ジュンさん #ディレクター

ディレクター 吉沢ジュンさん

吉沢さんにとって、ヘアデザインってなんですか?

「仕事!」です(笑)。いい意味で、僕の生活をつくっているものです。起きている間、ずっと仕事しています。他のことをしていても、あんまり仕事と私生活を分けてない感じなので...。

なんというか、生き物とかも そうなんですが、デザインって見た目だけじゃないと思うんです。例えば、ある植物の種が、その場にポトンと落ちてしまったら上手く育たないから、ポ〜ンと遠くまで飛ぶようにできている。

その構造とか。それは新しい命を育むために そういうデザインになっているわけで、デザインには実用性とか、人間でいえば ライフスタイル、その人が どう見られたいのか、どう生きたいのかといったこと、表に見えない所までを含めて生み出されるものが デザインだと思うんです。

そういうことを考えながら やっていくと、生まれてくるデザインは もっと ふくよかになるのでは? う~ん、デザインって深いテーマですよね。難しいです。そんな感じです(笑)。

アイデアの素は?

基礎!。基礎が大事。ズラすんです。つまり応用するってこと。(ヘアデザインとは)ないものを生み出すことではないんです。だから、絶対的な基礎を自分の中に たたき込むことが一番大切なことなんです。

著書:ヘアデザインってなーに? 吉沢 ジュン(LIPPS)  online shop

好きなデザイナー、クリエイター

師匠の的場タカミツです。とても尊敬しています。的場の技術が好きで、教えてもらいたくて、LIPPSに立ち上げ直後から加わったので...。直接、技術も教えてもらい、それが今の僕の基礎となり、もちろん前のお店で身につけたものも含めてですが、そうして身につけたものの表現をズラすことで僕のデザインが生まれていると思っています。それと、お客様!。お客様が教えてくれるものが多いです。

負けを認めなければ負けない!!続けていれば可能性はゼロじゃない。

美容学生時代

クラスで三番目くらいでした。下からですよ!。ほんと全然ダメで、勉強も技術もできなくて、先生も かなり手を焼いたと思います。それでも、今ぐらいにはなれる。頑張れば誰でも僕ぐらいにはなれると思うんです。だけど、途中であきらめてしまったり、美容自体を辞めてしまう人もいる。それってつまり、自分に負けてるってこと。だから最後まで負けを認めず続けていれば負けないし、(勝つ)可能性はゼロじゃないと思うんです。

なぜ美大に?

「もっともっと」という思いからなんでしょうね。「美容の外側にも何かあるのでは?」「僕自身も、お店も、もう一歩 踏み出すために、できることは何だろう?」「何かしたい!」という思いはありました。美容は主に髪の毛をつくる仕事ですが、バランス感覚とか黄金比とか、通じるものがあると思ったし、ヘアをもっと深く知るために、ヘア以外のことを知ることも大事なのでは...と。何か見つけられればラッキーという感覚、探査機みたいな気持ちです。何かを拾ってこれたら、お客様のためになることもある。行ってみなければ分からない。実際に行ってみて、可能性が見えることもあったので、4年間通い続けました。お店には わがままさせてもらいました。次は僕が お店に返す番です。今、そのためのプログラムづくりに取り組んでいます。

僕がつくるのはヘアスタイル

雑誌の撮影でも、僕は作品は つくらない。つくるのはヘアスタイル、するのはヘアスタイル提案です。そのスタイルを見た人が お店に行ってみたいと思ってくれるか どうかが大切なんです。今、僕がやらなければならないことは、お客様に直接届くことであって、自分の作品づくりではないと思っています。

「お客様をよりステキに」が発想の原点

日常に たくさんのアイデアが溢れています。お客様との会話の中に、新しいデザインが生まれるきっかけが見つかったりします。発想の原点は、自分が やりたいスタイルでなく、お客様を よりステキにという思いにあります。僕ら美容師は "黒子" です。お客様が輝くことが大切なのであって、僕らが光になることはない。裏方です。メインは お客様の日常。長く美容をやってきて、今、僕がやっていることは、まさに「つくす心」なんだと思っています。

美容師になろうと思ったきっかけ

東京に行きたかっただけなんです。母が床屋さんをやっていたので、美容師になるといえば行かせてもらえるかと...。栃木から逃げられると思った。それで、上手いこと逃げてきた。ちょうどその頃、テレビにトニータナカさんが よく出ていて、そんな有名な人が出た学校なんだから間違いないからと親を説得して、東京に出られれば こっちのもんだと思っていました(笑)。テレビドラマも雑誌も皆、東京が舞台なんで、東京に行けば おしゃれな自分になれるんじゃないかと思っていたんです

途中から美容が好きになった

最近は、せっかく夢を抱いて美容業界に入ってきても、たった2年くらいで美容自体を辞めてしまう人が多いという話を聞きました。動機づけが「好き」で始まっているので、「好きじゃなくなった」時点で終わりなんだとか。とても残念、できれば続けて欲しいです。僕の場合、最初は美容を好きじゃなかった。好きになったんですよ、途中から。先輩がカッコ良かったんです。「この人みたいになりたいから頑張ろう」と思って、夢中でやっている内に、美容の楽しさが だんだん分かってきた。お客様に喜んでいただけることの嬉しさ、必要とされることの喜びとかね。

吉沢ジュンさん

吉沢 ジュン(よしざわ じゅん)

LIPPSディレクター。栃木県出身。1993年3月、国分寺校卒業。LIPPS青山店に勤務しつつ、2007年4月から、多摩美術大学(夜間)に通い、2011年3月卒業。現在は、サロンワークや雑誌の撮影、講習会などを こなす傍ら、美大での4年間で得たものを含め、これまでの経験で培ってきたものを、理論に落とし込み、体系化し、わかりやすい形で後進に伝えるための作業に取り組んでいる。

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