いつも「柔軟」でありたい
本重 唯さん #スタイリスト
「私、実家が美容室なのでサロンで育ったようなものなんです」。そう話す 本重 唯さんは、入社4年目、現在は★★(二つ星)スタイリストとして活躍している。保母さん、看護師、マッサージ師...夢見る職業は たくさんあったが、最終的に彼女が選んだのは やはり、ご両親と同じ “美容師” だった。
「子どもの頃から、両親が お客様に笑顔で “ありがとう” って言われている姿を見て、すごいなって思っていたんです。マッサージ師は最後まで悩みましたけどね」。一番充実感を感じる瞬間は、一日中 絶え間なく接客をしている時だと語るその笑顔からは、仕事が好きで たまらないという事が充分なほど伝わってくる。
そんな彼女に、逆に、仕事が辛いと思う瞬間はあるか伺ってみた。「辛い事なんて沢山あるし、今まで何回泣いたかわからない。でもそこで、どれだけガマンできるか、投げ出さないかっていう事が とても大切だと思います。すぐに辞めちゃう人は、変なプライドを捨てられない人なんじゃないですかね...
例えば、学生時代いくらカットが好きで頑張っていても、新卒は入社して すぐにカットなんてさせて貰えない。でも、そんなの当たり前だし、入社前から分かってる事じゃないですか。なので、色んな意味で “柔軟さ” が重要だと思います。これは、私自身の課題でもあります」。
「沢山ある美容室の中で、お客様に選んで頂き120%の満足で帰って頂くためには、一人の力では無理。私達の持っている技術の全ては、お客様に満足して頂く為のものなので、それを活かしきれるサロン作りを考えています」。
目標は「サロンで一番 お客様の支持を得て、全店舗のスタッフに名前を知られるスタイリストになる事」だという本重さん。「ほんと、目立ちたがり屋なんです」と笑いながらも、ひとたびフロアに立つと周りを見渡しサポート役にも徹せる。それが、彼女が言った “柔軟さ” という言葉の意味なのだろう。
本重 唯(もとしげ ゆい)
kakimoto arms(カキモトアームズ)銀座店スタイリスト。広島県出身。2009年3月、国分寺校卒業。同年4月、kakimoto armsに新卒入社。休日は、サロンの勉強会に参加することが多いのだそう。趣味は、DVD鑑賞。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。