自分でやると決めたことは最後までやり遂げたい
MEIMUさん #美容師 #ヘアメイク #ファッションデザイナー
今、美容師に加えてアパレルの仕事もしていますが、私にとってはどちらも本業。ファッションもトータルビューティの一つだと思うし、美容師としての新しい働き方というか本来のあり方というか。副業ではなく〝複業〟、どちらも遊びではなく本気でやっています(副えるの意の副ではなく、複数の意の複を充て〝複業〟としている)。
美容師を目指したのは高2の頃。「美容の専門に行きたい!」と親に話したら猛反対されました。大学進学のために塾にも通っていたし、親としては当然ですよね。でも私、頑固というか負けず嫌いというか、幼い頃から自分でやると決めたことは最後までやり遂げたい性格でして、それなら自分で学費を稼いで専門に行こうと、1年間フリーターをしてアルバイトで200万円貯め、1年遅れで国際文化に入学しました。
学生時代?あまり真面目な学生ではなかったと思いますが、カットの授業が好きで、国家試験前の実技試験ではクラスで一番になった記憶があります。入学前から入りたいサロンがあり、専門はあくまで美容師になるための通過点に過ぎない、コンテストに出るよりもっと現実的なサロンワークに近いことを勉強したいと思っていました。卒業後を見据え、技術だけでなく感性を磨くため、いろいろな映画や洋書を見て、海外のものにも多く触れるようにしていました。すでに自立していたし、甘えはなかった。
将来は、大好きなロサンゼルスに移住したいという夢があります。でもそれはまだ先の話。今はもう少し日本で、自分が納得できるところまで美容とアパレルの仕事を突きつめたい。一度自分で始めたことはやめたくない。
やると決めたことは最後までやり遂げたいんです。
(2021年10月25日取材/文・斎藤久子/写真・原田真理)
MEIMUさんに質問です!!
Q.自分の世界観を作るには?
はじめは真似から入ってもいい。映画でも洋書でも、日本だけでなく世界に目を向けて、いろいろなものを見て視野を広げていくと、自分は何が好きか見えてくると思う。
SNSは便利だけど、頼りすぎないこと。携帯の中だけの狭い世界ではなく、実際に行動し、自分の目で見て感じること、その積み重ねが感性を高め、人真似ではない自分の世界観を作ることにつながると思います。
Q.学校選びのポイントは?
専門進学を親に反対されたこともあり、自分で学費を稼いで入学しようと思っていたので、学校は真剣慎重に選びました。案内書を取り寄せ、見学して、それぞれの校風、授業内容、学費などを比較検討しました。
よく、国際文化は「厳しい」と言われますが、私には自由な校風よりも厳しい方が合っていると思い、国際文化に決めました。
MEIMU(めいむ)
Hotely代表。神奈川県出身。2007年3月、渋谷校美容科卒業。都内有名店に5年勤務後、フリーランスに。さらに都内サロン1店舗を経て、2020年に代官山に「Hotely」をオープン。美容師、ヘアメイクとしてだけでなく、ファッションブランド「MEME vintage」を主宰し、デザイナーとしても活動。趣味は映画を観ること、座右の銘は「人生一度きり」。
インスタ→@_meimu
Hotely(ホテリー)
東京都渋谷区代官山13-7 ベルビー代官山3F
TEL:03-6885-9623
インスタ→@_hotely_
海外のHotelに一歩足を踏み入れた時のトキメキ、ワクワクする気持ちをヘアを通してお客さまへ。サロンではファッションブランドMEME vintageの販売も行い、ヘア、メイク、ファッションとトータルビューティを提供している。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。