正解の解らぬままに
AMANEさん #美容師 #スタイリスト
LECOには一度落ちています。LECOしか考えてなかったので、頭の中が真っ白になりました…。
美容師になろうと思ったのは中3の時。将来、スーツを着て働きたくないと思っていました。ファッションに興味があったので、アパレル系に進もうと思ったのですがYouTubeを見ていて美容がいいと思いました。
美容をやるなら東京。東京でやるなら渋谷だと思いました。渋谷なら厳しいと評判だった国際文化へ行こうと思いました。2年間、2時間かけて通いました。渋谷と地元、居酒屋とカフェバーでバイトしました。接客が好きでした。
クリエイティブなものとサブカルチャーに惹かれます。コンテストにもよく出場したし、バイトのない日は渋谷や原宿で遊びました。そこで出来た人脈は今も健在です。
2年の時、内田さん(LECOオーナー)の特別授業があり、「この人ヤベェ」と思いました。すぐにサロン見学に行くと、壁に大きくカッコイイ映画が映されていて、そのサブカル感に圧倒されました。LECOで働く自分が想像できました。いろんなサロンを訪問しましたが、働く姿が想像できたのはLECOだけでした。
でも、受けた採用試験が不合格になりました。一緒に受けて落ちた仲間(笑)がどんどん就職先を変更していくなか、何も手につかないまま夏休みになりました。休みは気持ちを切り替えようと、遊びまくりました。でも9月になってもやる気は戻りませんでした。
そんな時、LECOの2次募集がありました。落ちてもともとで再面接した結果、合格することができました。
LECOは新しいサロン。僕と重水(同期)がサロン初の新卒採用でした。サロンのやり方を知る先輩がいなかったので、2人で暗中模索でした。当時はそのやり方が正解かどうか分からず、とても不安でした。その不安は今も残っています。
LECOに入り、DJをやるようになりました。ハウス(ミュージック)にも目覚めました。店のオープン5周年イベントでは内田さんと一緒にDJを担当しました。将来はサロンワークとDJ、両方がんばって『美容師DJ』というキャラクターを確立するのが夢です。
(2022年9月21日取材/文・田口淳一/写真・山口貴弘)
“髪を切れる”最高のヲタクに!
重水 桃夏さん #美容師 #スタイリスト
母親が美容師なので、勧められるがままに美容学校に入学しました。でも、ヲタクだし、人見知りだし、そもそも美容室ってなんか苦手だし、美容師なんて向いてないんじゃないかな~という気持ちもあって。一応、学生時代は「出来ない学生として目立つのだけは避けよう」と思い、座学も実技も真面目に取り組んでいました。ヘアショーやイベントごとにも積極的に参加していたので、そこで得たもの、出会った人たちは今でも大切な宝物です。
充実した学生生活を送る反面、将来については、地元のサロンでそれなりにやれればいいかな…と割と消極的に考えていたのですが、ある日、LECO代表・内田(当時は前サロン・vetica在籍)の特別授業でモデルを務めさせていただき「ヤベェ美容師がいる!」と衝撃を受けたことをきっかけに変わりました。
内田の感性や、それによって受けるワクワク感に終始ドキドキしっぱなし、唯一無二の存在感に「美容ってエンターテイメントだ!」と強く感動して、その後、内田が独立して新卒採用を始めると聞いたときには必死で採用試験を受けました。晴れて内定をいただき、刺激的な環境でスタイリストとして働いています。
今までも、これからも、ずっとヲタク。大大大好きなアニメやゲームは、キャラデザインが秀逸で、自分では思いつきもしないような色合わせをしていたり、重力なんて無視しちゃってたり、ヘアデザインを考えるときのインスピレーション源。相変わらず人見知りだけど、お客さまとの関わりは何よりも楽しいです。髪を切れるようになったことで“ただのヲタク”から“かっこいいヲタク”になれたんじゃないかな。SNSでも趣味全開で発信しているので、共通の趣味を持つ方がたくさんご来店くださり、「重水さんに会いにきた」と言っていただけるのが本当に嬉しいです。自分の個性を受け入れてもらえて、それが強みにすらなってしまう素晴らしさがこの仕事にはあります。お客さまからいつもプラスのエネルギーを頂いているので、私はサイッコーにアガるヘアスタイルを提供してお返ししたい。尊敬する先輩方のように、たくさん練習して、勉強して、遊んで、技術力も人間力も磨きたいです。
★☆ヲタクの限界突破!!します☆★
(2022年9月21日取材/文・芳士戸美帆/写真・山口貴弘)
AMANEさんに質問です!!
Q.美容業界の魅力
美容業界は自分次第でさまざまな形のクリエイションができる面白い世界です。アソビゴコロを大切にして、面白いと思ってもらえる美容師目指し、共に頑張りましょう!
重水さんに質問です!!
Q.アシスタント時代、気をつけていたこと
アシスタント時代から、セミナーや撮影などのサポートスタッフに志願して参加していました。やる気がある人間にはどんどん任せてくれるサロンなので、とても成長できるし、志願したからにはきちんと責任を持ってやろうという意識も持てました。
from OWNER
LECO 代表 内田総一郎さん
(2001年9月渋谷校美容科通信課程 卒業)
オープンして5年。「語れる趣味を持とう」ということでやっています。LECOは面白い個性の集合体でありたい。スタッフのキャラ立ちを求めています。AMANEさんも重水さんも、それぞれキャラ立ちしていて、特に2人はLECOが採用する初めての新卒者。こちらが一方的に教育して…という感じではなく、一緒に手探りでやってきた仲間といった方がいいのかもしれません。
重水さんはアニメ好きでキャラが立っている。お客さんもコアなファンが多いのが特徴です。AMANEさんは、入店当初はパンチが弱かった。今はDJにものめり込んでキャラが立った。5周年のイベントでは、僕と一緒にDJをしました。
共にキャラが立つ一方、技術的にもベーシックなものをしっかり持ち、個性と技術のバランスがとてもいい印象です。
2人共、LECOの看板を背負ってがんばっています。
AMANE(あまね)
2019年3月渋谷校美容科卒業。茨城県出身。2019年4月LECO入社。2021年8月スタイリストデビュー。趣味はDJ。プライベートは専らクラブ通い。幼少期をフィンランドで過ごし、フィンランド語と英語を話す。
インスタ→@leco_amane
重水 桃夏(しげみず ももか)
2019年3月国分寺校美容科卒業。埼玉県出身。新卒でLECOに入社、2021年9月スタイリストデビュー。アニメ、漫画、ゲーム、コスプレ、サブカルチャーが好き。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」
インスタ→@leco_shige
LECO
LECOホームページ
東京都渋谷区渋谷1-5-5 デュラス青山B1F
インスタ→@lecotokyo
数々のセミナーやタレントのヘアメイクを担当し、一般紙や業界紙で連日取り上げられる内田総一郎氏が手掛けるサロン。デザイン性の高いスタイル提案と高いカット技術、ハイトーンカラーに定評がある。姉妹店としてQUQU(浦さやか氏と共同経営)、LECO oben、LECO oddがあり、それぞれ異なるコンセプトを持つ。
東京の美容専門学校は国際文化理容美容専門学校。美容師・理容師の国家資格免許の取得に向けてヘアメイク・カット・ネイル・ブライダル・エステ・着付など、美容のすべてを学ぶ環境です。技術専門の教員が中心に授業や就職面をサポートします。また入学者を募集しています。総合型選抜(旧:AO入学)、学校推薦型選抜【指定校制】(旧:指定校推薦入学)、学校推薦型選抜【公募制】(旧:公募制推薦入学)、一般選抜(旧:一般入学)などのご相談は、オープンキャンパス・個別の見学会にてお待ちしております。